霧ヶ峰高原に隣接するリゾートエリアでの計画です。
候補地の視察はオーナーもご一緒しました。中央アルプスから南アルプス、南八ヶ岳まで見渡せる絶景地です。ところが傾斜角10分の3ほどもある急傾斜地です。
周辺の家々は切土や盛り土をして平部を造成し、家を建てています。地形、環境に沿わせたデザインとは言い難いでしょう。
接道から建屋には車は寄せられなければいけません。
自然に進入するには?
急傾斜地でありがちな基礎過大にならないように、軸線は等高線に沿わせ、平面形は細長い矩形とすべきです。
視察、その場でここにあるべき建築の姿が私には見えました。
それがその通りに実現しました。