女の神山の家

女の神山の家
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八ヶ岳連峰の最北端、蓼科山は溶岩ドームです。

形成は今から1300年ほど前と言われてますので、まだ新しい火山活動によるものです。

蓼科山のその優しい山容から女の神山とも呼ばれ、男たる浅間山と対照されることもあります。

女の神山の家
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計画地は北八ヶ岳の西斜面、蓼科高原の中でも過酷な冬となる、標高1600mにあります。

女の神山を北方向に臨みます。

女の神山の家
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私がここを始めて訪れたのは真冬のさなか、地面は根雪に覆われていました。

西の小高い丘に向かって真っすぐ歩き、ふと南に目を向けると、先に拡がる明るい平坦地に吸い込まれるように下りてゆく。

そんな自然な行動をそのままプランにしてみようと思いました。

魅力的な場面展開をもつ空間です。

女の神山の家
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DATA
総括・設計監理:PDO建築事務所 / パートナー工務店:宮沢工務店 / 設計期間:2022年8月~2023年9月 / 工期:2023年10月~2024年7月 / 延べ面積:163.14㎡(49.35坪)庇付きデッキ17.39㎡(5.26坪)を含む