24.05.14
空を感じながら ―写真撮影―
晴天日を狙い写真撮影を行いました。
終日雲もなく、夜には狙っていた星空まで撮ることができました。
天体観測の他、映画や音楽、料理など多趣味なオーナーの室内には様々な道具がずらり。
見ているこちらも楽しくなります。
緑に囲まれ、空を感じながら趣味の時間をとことん楽しむ、
そんなライフスタイルが形になりました。
橋爪@PDO
設計:橋爪賢一
24.05.14
晴天日を狙い写真撮影を行いました。
終日雲もなく、夜には狙っていた星空まで撮ることができました。
天体観測の他、映画や音楽、料理など多趣味なオーナーの室内には様々な道具がずらり。
見ているこちらも楽しくなります。
緑に囲まれ、空を感じながら趣味の時間をとことん楽しむ、
そんなライフスタイルが形になりました。
橋爪@PDO
23.08.17
PDOのWebサイトからお問い合せいただたいたのが2021年の3月。
竣工までに2年半の年月が流れました。
計画の初期段階で建築中の物件や建築実績をご案内させていただき、
その中でオーナーの中でピンときたイメージがあり、プランの方向性が固まりました。
エントランスから外に続く土間スペース、
家の中央に置かれた薪ストーブ、
プロジェクターやオーディオをセットして過ごすリビング、
外の景色を楽しむことのできるワークスペース、、、
オーナーと共に作り上げてきた空間が実現しました。
橋爪@PDO
23.08.10
お引き渡しが終わり、オーナーお好みのダイニングテーブルも搬入されています。ウッドデッキにより庭との繋がりも生まれています。
西日のきつい午後、西側の窓のスクリーンを下ろすと敷地にあった桜の木の枝葉が影絵のように映り込んでいます。思いがけない自然からのプレゼントです。
細田@PDO
23.07.24
外部足場が外れてすっきりとした外観が姿を現しました。
板張り部分は屋根を1m出して雨がかりを防ぎます。
一方で軒のないところには屋根と同じガルバリウム鋼板を使っています。
機能的かつまとまりのある外観になりました。
橋爪@PDO
23.06.05
木工事も終盤となる現場に建主にお越しいただきました。この後、床暖房の蓄熱層となるモルタルを打設し、フローリング張りへと進めていきます。
合わせてロールスクリーンの打ち合わせを行いました。
細田@PDO
23.05.18
長らく視界を塞いでいた室内の足場が解体されました。
部屋が急に広く感じ、開放的なリビング空間が姿を現しました。
南に広がる森から冷涼な風が入り、吹き抜けを介して外に抜けていくのを感じます。
ダイナミックに外部環境を取り込んだ窓からは、
光や風、空、緑、そしてこの家のテーマでもある星空を楽しむことができます。
橋爪@PDO
23.03.31
計画の初期段階から新居に置く家具は決まっていました。
ダイニングテーブル、チェア、ソファ共に北欧デザインです。
ペンダントライトはルイスポールセンのトルボー、こちらも北欧の照明器具です。
色数を抑えた空間に木のナチュラルカラーが加わります。
細かなリブの入った天井板が目を引きます。
家具、照明、建築のテイストが揃い、相乗効果で空間の質を高めます。
橋爪@PDO
23.03.17
現場では天井や壁の羽目板張りなど木工事を進めています。
材は節のある欧州赤松を使っていますが、白染色拭き取りの塗装をすることで、建主がお好きな北欧の家具などにも馴染む空間になります。
細田@PDO
23.02.07
現場は木工事が進み、電気配線まで終わりました。
このタイミングで断熱材の吹き付けを行います。
屋根から外壁、床下までウレタンフォームですっぽりと覆われました。
現場で発泡し膨らませるので隙間が出来にくいのが特徴です。
寒冷地には欠かせない断熱性能を確保します。
橋爪@PDO
23.01.16
現場ではサッシが入り、木工事を進めています。
建主にお越しいただき、上棟の様子を確認しながら打ち合わせを行いました。
リビングはエントランスから2段下がっており、吹き抜けは天井高5メートルほどの大きな空間になっています。囲われた感じのダイニングキッチンとは対照的です。
リビングはオーディオルームも兼ねており、現場でスピーカー配線などを確認しました。
部屋の用途、外環境との関係性で断面計画もとても重要です。
細田@PDO
22.12.23
天候にも恵まれ予定通り基礎工事が終わりました。
ウッドショックの影響もなく木材の供給も安定しています。
2022年12月22日、冬至の日に上棟となりました。
年内は屋根や外壁といった建物の防水を優先に進めます。
橋爪@PDO
22.12.03
コンクリートの養生期間をおき、型枠がばらされました。
八ヶ岳南麓特有の南傾斜の敷地、北側道路を基準に基礎を築くと南側の布基礎は1,500くらいの立ち上がりになります。
この後の防湿コンクリートの打設のため、採石を敷き込み十分な転圧を行なっていきます。
細田@PDO
22.11.09
現場で基礎工事が進む一方で、次なる木工事の準備も進めています。
柱や梁などの構造材は機械で加工を行います。
あらかじめ図面やパースでチェックした後、
設計、大工、現場監督、加工・材木業者が集まり最終確認です。
各部位の納まりから今後の段取りまで打合せができました。
来月の基礎完了後、間もなく上棟予定です。
橋爪@PDO
22.11.01
現場では基礎工事がはじまっています。地耐力調査の結果を検証し、必要な地耐力が得られるように基礎の根入れ深さを決めています。
傾斜地でもあるので今回は2種類の深さの布基礎になります。
細田@PDO
22.10.15
昨年のウッドショックから始まった建築資材の高騰で建築コストが大幅に上がり、どのプロジェクトでも資金計画の見直しや仕様変更などに苦慮しています。
少し時間がかかりましたが、調整の上、工事契約を済ませていよいよ着工です。
ご一緒に敷地に赴き、土地のお清めを行い安全祈願をしました。
細田@PDO
22.06.08
見積もり図読み合わせの後に敷地で地縄(建物配置)を確認いただきました。敷地は馬の背のように中央部が高く、東西が低くなっています。セオリー通りに敷地の中で高いポジションに建物を配置しています。
南東側は開けていて星を見るにはよいロケーションです。ウッドデッキには望遠鏡を据えるスペースも設けています。
細田@PDO
22.05.08
リビングはその家にとって最も居心地が良く、特等席と呼べる場所に計画します。
お気に入りのソファに体を預け、外の景色や薪ストーブの炎を楽しむ。
プロジェクターやオーディオもセットしてここで過ごす時間を特別なものにしたい、、、
そんなオーナーの希望でもあります。
LDKは一体空間ですが、変化を出すために床に段差を設けます。
初回提案はリビングだけ下げる方向でしたが、逆に上げてはどうかとオーナーから提案があり、
パースで検討することにしました。
窓から見える景色は敷地で写真を撮りコラージュしたものです。
よりリアルなイメージを持ってご家族に検討していただきます。
橋爪@PDO
22.05.01
間取りが固まり立体的な検討へと移りました。
外観は模型を作ってイメージの再確認です。
2つの屋根が南北に流れを変え、
折り重なるようにして建物の表情を作ります。
南側に広がる森や南東の広い空をめいいっぱい取り込みつつ、
厳しい西日や周囲からの視線は上手くカットしていくのが良いでしょう。
内部空間と合わせて検討を進めます。
橋爪@PDO
22.03.09
この冬、スキー場で星空観賞のイベントに参加したオーナー。
満天の星空を楽しんだ後に敷地を訪れると全く同じ様に星が見られたそうです。
ここ八ヶ岳南麓は星空の名所としても知られています。
プラン打ち合わせではリビングの段差について意見交換しました。
地形的には段差がなくても良いのですが、設置するオーディオや窓との関係、
空間的な変化を楽しむことからあえてリビングだけ床を下げています。
オーナーから「逆に上げてはどうか」との提案がありました。
ステップがベンチ代わりになり薪ストーブを囲うような高さ関係が生まれます。
また、LDK全てを下げても面白いのではといったアイディアもありました。
ここはすぐに決めてしまわずインテリアパースで検討いたしましょう。
橋爪@PDO
22.02.03
ご家族4人が過ごす別荘の計画です。
多趣味のオーナーは料理、音楽鑑賞、天体観測といったここでの楽しみを沢山話して下さいました。
「南東の空が開けているので横になって星を眺めたい。」
「リビングは薪ストーブよりも音楽鑑賞を優先したい」
「家具は北欧デザインで統一したい」などなど、
暮らしのイメージから具体的な建築の姿まで、多くのことを共有することができました。
家づくりはオーナーのライフスタイルと土地が求める声の両方を汲み取り、紡いでいくプロセスでもあります。
大きなところからあるべき姿をイメージしていきます。
橋爪@PDO