16.11.08
完成!いかだ床は星空へ
前面道路との関係の軸(背骨)と北西方向の深い森の借景方向の軸の2軸をプランに活かすアイデアはオーナーからも賛同いただきました。
2軸ということはへの字ということです。
曲がっているからこそセットバック規制が厳しい建築可能範囲に納めることが出来ました。
敷地のもともとの傾斜にあわせて、スキップフロアです。
狭く長い動線を抜けるとパッと広がるLDK空間。
水が流れて低きに溜まるがごとしにリビングルームは火を囲む心地よい空間となりました。
オーナーの要望の一つ、星空の見えるロフトで家族川の字になって寝ること。
リビングルームの上に浮かぶ、すのこの床はあたかも魔法のフライングカーペットのようです。家族みんなで夜空に滑り出す夢を見ていただきたい。
中村@PDO