16.10.14
完成!―せせらぎの音につつまれて―
「まるで船のようですね・・・・」写真家の松村誠さんは言いました。
二つのせぎにはさまれた土地にはそれにふさわしいスケール感の家が良いと思いました。
土地の持つ背骨ラインに従って曲がった平面形です。
アプローチの進入路からの遠景ではこの家は本当に小さく見えます。
そこがねらいでした。
車をカーポートに滑り込ませ、玄関ドアを開けると・・・、
複雑に織りなす空間が拡がり、二つのせぎが合流する笹の原を見通します。
そんな笹の原からこの家を見上げると、確かに船のようです。
中村@PDO