2025.01.18

種まき

久しぶりに事務所裏の苗場を整え、この冬は種まきをしています。
今年は山野草と樹木、合わせて26種類を蒔く予定です。


種類が多いほど、それぞれの植物を頼りに生きている多くの生き物が支えられ、またその生き物を支えに生きているものが支えられ、様々な事態に対応できる、豊かな森を作っていく。
時々子どもたちに種の話をする機会をいただきますが、そんな話をしてから、人もまた同じだねとお話しします。


今日までで14種類蒔きました。残り12種類。後半は樹木の種があります。
樹木の種は、鳥がその実を食し排泄するように、果肉をふやかし外し種を取り出して蒔きます。果肉がついたままでは発芽しない。より遠くに拡がりたい広葉樹の、鳥を利用した素晴らしい仕組みです。

2022.12.17

M様邸 庭のリフォーム

今年ご依頼いただきましたM様邸の庭リフォームについて
一部をご紹介します。
こちらは庭のみのご依頼です。

初めてお伺いしたのは昨年の11月。
庭中にある切り株がご両親にとって危なく
広い庭が楽しめないというお悩みでした。
庭には平らな場所がなく、切り株があちらこちらにあり
どこを歩いても足元は斜めです。

工事の内容が決まり、7月から着工しました。
たくさんの切り株を伐根した後
デッキから降りたところはできるだけ平らになるよう整地し
ツツジやブルーベリーなどの既存樹木をいくつかを移植して
ほとんど枯れている低木は処分をします。

それと同時に、庭にびっしりと自生していた多くの山野草をトレーに一時避難し
どうしても保護したい山野草のある場所は
出来る限り避けながら整えてもらいました。

その後、アプローチと石のステップをつくり
避難していた山野草をアプローチ沿いに植え戻し、植物の名前が分かるように
ネームプレートをつけました。
仕上がりはウッドチップの入荷が遅れ、10月になってしまいましたが
なんとか予定内容を終わらせることができました。

アプローチライン確認のため、白線をひいています。
10月の仕上げ。ウッドチップ敷き込み後。

こちらは昨年12月の写真です。

今年10月の仕上げ。ウッドチップ敷き込み後。
ご両親と共に、楽しんでいただければ幸いです。

2022.12.07

北庭の家-樹木とポット苗木の植栽

2022年9月-10月 北庭の家

草刈り、整地が終わり
いよいよ隣地のキャンプ場との境に植栽です。

9月。ポット苗木だけを植栽する予定でしたが
少し大きめの木も植えることになりました。

建物着工前のため当然ですが、敷地内に水道がありません。
そのため、水のタンクとポンプも持ってきてもらい
しっかりと水極めをして植栽します。

残した既存樹木や移植した樹木と違和感なく植栽できました。

10月。仕入れてきた地域性苗木33種、合計240株。
これらを先に植栽した木々の間に植えます。


まずは配置してから

配置したポット苗木を囲うように、防獣ネットを設置した後に植えました。
鹿が出る地域では、植えた苗は必ずと言っていいほど鹿に食べられるため
防獣ネットを先に設置しておかなければ、植えられません。

後日、PDOで管理をしている八ヶ岳の地域性苗木40株と
先に避難しておいた既存の草花や苗木も一緒にネットの中に植えました。

さて、来年からいよいよ建物着工です。
建物完成時、そしてその1年後、2年後、3年後…
木々はどのように成長していくでしょう。
先々を私たちもとても楽しみにしています。

2022.12.01

北庭の家-庭の整地

2022年9月 北庭の家 庭の整地工事

天地返し用の大きな重機、表面を整える用に小さな重機
2台が入り、それぞれに作業を進めます。
建物はまだ計画段階です。


掘って出てきた石や、草刈り後の笹、枯れた幹などは
天地返しで深く掘ったところへ、突き固めながら埋めていきます。




急ぎ進めてくれたおかげで、予定よりも早く終わりました。
こうして平らな場所ができると、現地ではとても広くなったように感じられ
また既存空間が、より映えて見えます。

2022.11.29

北庭の家-草刈り

北庭の家

こちらの敷地に最初に草刈りに行ったのは、2021年11月末でした。
背丈よりも背の高い笹が敷地一面に広がり
敷地の広さも形も勾配も、敷地が見通せず、まったく様子の分からなかったところへ
3人で入り、笹の中の既存樹木をできるだけ残しながら
草刈り機2台と手刈りで丁寧に作業を行いました。

次に草刈りに行ったのは、約半年後の2022年8月。
隣地のキャンプ場側に残していた笹を刈りに行きました。
昨年刈った笹は、背丈まではいかなくとも、再び腰高くらいまで伸びていました。
それでも根元は細く、最初に刈った笹に比べてずいぶん華奢になり
明るくなった地面には、ジイソブやヤマハッカ、ツリガネニンジンなど
多くの野草が見られました。

ただ、昨年刈ったところも、地面に太い笹の根元が残り歩きにくいことや
また今後の手入れを考えて、部分的に重機で天地返しを行い、表面に残った刈った笹も
出来るだけ片づけることになりました。

既存樹木の根を傷めずできる天地返しの範囲や、表面だけを整える箇所について
現地で施主様、職人と打合せた後
整地工事前の準備として、9月に再度草刈りを行い、整地範囲を明確にしました。
こちらは整地、天地返し範囲に自生していた野草を集めたもの。
このトレー6枚分に、既存の野草や樹木苗を一時避難しました。

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