2023.04.26

樹木の植え込み ー緑のデザインー



プラットフォーム」の家
建主のご滞在に合わせて植栽工事を行いました。
植栽には建築的機能や微気候のコントロール、審美的機能などさまざまな役割があります。



今回は道路からの視線を遮るプライバシーの確保や空間に奥行きを持たせる演出なども意識しています。
また、夏に葉を落とす落葉樹は、建物周りの微気候をコントロールしてくれる天然の空調機器になります。

細田@PDO

2023.03.07

造園植栽提案



週末にご滞在中のプラットフォームの建主に造園提案をしてきました。
敷地南側の既存の進入路からリビングが丸見えなので目隠しも兼ねて広葉樹の中高木を数本植え、リビング前にはお子さんたちが遊べる芝生のエリアも計画しています。



車路脇には家族やゲストを迎えてくれる花の咲く樹木もよいでしょう。また、北東側の森の中には自然樹形のヤマツツジなどが少し点在すると絵になる風景がうまれます。

造園ブログも読み込んでくださっていてすでに考え方は共有できています。少しばかり修正してこの春から実施予定です。

2021.06.14

ダイアローグ ー野草談義ー



依頼を受けて敷地の植生調査をしました。ご夫妻に現地にお越しいただき、大地に腰を下ろし愛さんからのレクチャー。

共に見る力を高めること。
何が見えるか、見ているかでその先の道筋は変わっていきます。

建築が生まれる土壌を感じていくプロセスを大事にしたい。基本構想が見えてきました。

細田@PDO

2020.11.20

森づくり7年 ー風景をつくる仕事ー


うずまきスタジオの完成後、何組かの住まい手の方々にも参加いただいて苗木の植樹を行いました。地域で採取したドングリやタネで地元のNPOがポット苗をつくり、植樹した数は1,000ポット以上にのぼります。



宮脇昭先生の混植密植の手法に習い1㎡に3~4本の様々な広葉樹を植えています。光を求める性質を利用し互いに競わせて成長を早める手法です。現在7年目に入ったところですが成長の早い桜や白樺はすでに樹高5~6メートルに達しスタジオまでの小道はグリーンベルトに沿った形になっています。



完成形を求めがちですがランドスケープデザインは時間のデザインとも言えます。勿論最初にしっかりと骨格となるデザインを描くことは重要です。



スピードを落としてみると反比例して記憶量が増えていき、四季の変化や年ごとの違いがたくさん感じられます。自然からの情報は暮らしを豊かにしてくれます。

2020.08.03

樹木の畑巡り


お引渡しから1ヶ月半がたつクランク・ロビンの家。何度かのご滞在で意識もだいぶ庭や周りの環境に向かいはじめています。敷地内の野草を移植したり購入された植物を植えたりとすでに庭づくりを楽しまれているご様子。

建築時の伐採で寂しくなってしまった建物まわりにどんな樹木を植えたらいいのか、以前よりご相談いただいておりましたが本日は細川さんの畑に樹木を見にいきました。


枝振りや樹高、葉っぱの形などでハウチワカエデの株立ちやサンゴミズキなど候補をいくつか決めてきました。その後現地で植える場所を打ち合わせ、室内から見ていただきながら樹高などの確認。
実際の植え込みは来春。ご提案を踏まえて金額や灌木の種類などを詰めていきます。

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