2023.05.20
「Newton House」暮らしはじめて半年ほど。気持ちは少しづつ外へ向かっていきます。
都会と違い、境界沿いに塀などはありません。プライバシーを確保しつつ、周辺の素晴らしい環境との連続性をどうつくるかが造園の重要なテーマとなります。
はじめて迎えるこの春は道路からの視線を和らげる目的で何本かの高木、中木の植え込みをします。仮置きして建主にも見ていただき場所を決定。2階リビングからの山岳眺望も手前に樹木が入ることでより強調できるのです。
細田
2023.05.12
うずまきスタジオの建築後、養分が不足していた荒れた土地に森を再生しようと計画した森創造プロジェクトです。(上の写真右側の手前側のエリア)
エリア分けをしたゾーン1には建主らとともに1,000ポットの苗木を植樹しました。
あれから9年、木々は大きく成長し、すでに周囲の森との連続性が生まれています。
この時は30センチほどのポット苗を植樹しましたが、1メートルくらいの苗木であれば、5年もすれば小さな森はつくれるでしょう。
建物が建って地域の環境価値が上がったね、そう言ってもらえるよう緑のデザインにも力を入れていきたいと考え、実際のプロジェクトでも少しずつ実践しています。
2023.04.26
「プラットフォーム」の家
建主のご滞在に合わせて植栽工事を行いました。
植栽には建築的機能や微気候のコントロール、審美的機能などさまざまな役割があります。
今回は道路からの視線を遮るプライバシーの確保や空間に奥行きを持たせる演出なども意識しています。
また、夏に葉を落とす落葉樹は、建物周りの微気候をコントロールしてくれる天然の空調機器になります。
細田@PDO
2023.04.21
コテージの営業から1年が経過したじいそぶがるてんを訪ねました。
(施設名称はVilla Classi Karu(ヴィラ・クラシカル)となります)
家族や友人で別荘のように滞在してほしいというオーナーの想いが形となり、
多くの方に楽しんでいただいています。
庭づくりもこの春から本格的にスタートしました。
散策路の様な小径はスーツケースでの移動も考えモルタル仕上げになっていますが、
人工的に見えないように墨を混ぜて周囲と色を馴染ませています。
今年は高木の剪定と新たに樹木の植栽を予定しています。
植物の成長も楽しみながら、年単位での計画となります。