2024.10.01

剪定の裏技指南 ー木を騙すー



現場での打ち合わせに鈴木緑化土木の鈴木さんに来てもらいました。石や左官仕事も得意とする少し和のテイストを持つ庭づくりでは定評があります。 見積もりのための現場での測量や打ち合わせもひと通り終わり、話は樹木の剪定の話に・・・

街中では木が大きくなりすぎたり、隣地に枝がはみ出すのを抑えるために、このエリアとは違って定期的な剪定が必要となることも多いです。ただ、強く剪定しすぎると徒長枝(樹木の幹や太い枝から上に向かって真っ直ぐに長く太く伸びる枝)が出て、樹形を崩してしまうことが多々あります。
それを防ぐために剪定鋏で切るのではなく、指で枝を折ることをしているそうです。木が風雪等で枝が折れたと勘違いして、徒長枝を出すことなく剪定ができるとのこと。

手がけられた趣のある庭の剪定後の写真を見せてもらいましたが、モミジなどが自然な雰囲気で整えられていて見事でした。