設計中の建物の床でコンクリート仕上げを予定しています。
色粉を混ぜたり藁入りモルタル仕上げもありますが今回は灰墨を使う計画です。
セメントと灰墨の配合割合を変えて2:1と4:1の2種類つくりました。1日置いて乾くと色の違いがはっきりしてきます。
おすすめは・・・
次回打合せでサンプルをご覧いただき決定です。
進行中の仕事のブログや建築実績などをじっくり読み込んでいただき土地探しの段階でお問合せいただくことも多くなりました。
ランドスケープデザインや建築の視点で候補地についての所感をお伝えしています。
敷地や周辺環境の特性(良い点・悪い点)、建築手法やデザインでカバーできること、
全体予算のことも睨みながらすでにある植生や土地が潜在的にもつ力の生かし方などもアドバイスさせていただいています。
家づくりという土地購入も含めたプロジェクトの中で「お金の流れをデザイン」すること。
あるべき姿を共に描きながら対話を重ねていくプロセス。
PDOが大事にしていることです。
デザインフェローの一人、ARBOR GADENの平井さんから届いた写真。
穴の空いたセーターに奥様が装飾ダーニング。
あるものを生かし心を込めて繕うことでよりよいものに変化させる。
ご夫妻の仕事への取り組み方にも現れているように感じます。
欠けた器の金継ぎや住まいの修繕にも共通すること。
素材選びや求められる基本性能を確保することは大事です。
しかし使い続けたいものや次世代まで残したいものをつくろうという熱も大事にしていきたいと思うのです。
自然環境や社会環境、暮らしの中の記憶。
自ら流れの一部になって共に文化をつくっていくこと。
リゾートフェローシップがはじまっています。
細田@PDO
東京出張の折、神宮前にあるカール・ハンセン&サンのショールームを訪ねました。
お馴染みのYチェアはじめ、ウェグナー初期の名作(1950年デザイン)ラウンジチェアCH22の復刻版の椅子、ポール・ヘニングセンオリジナル設計図にもとづいて制作されたペンダントに見惚れながら束の間の休息です。
お気に入りのラウンジチェアに腰掛けてゆったりとした時間を過ごす。
一脚の椅子からはじめる家づくりもよいものです。
細田@PDO