駐日スウェーデン大使館がリノベーションされることになり、大使公邸の一部が公開されました。
レセプションなどに使われる大広間や公式晩さんのテーブルセット、書斎スペースなどを見学できる1日限りのツアーです。
スウェーデン大使館はスウェーデンと日本の建築家によって両国の建築文化の融合をテーマに設計されています。
格式高さを出すために日本の格天井とヨーロッパのシンメトリーの規則性が用いられていました。
用途ゆえに空間の硬さはありますが、北欧家具やアート、ファブリックといった彩りによって居心地良さを感じます。
階段ホールの曲線と光の演出は見事です。
シンプルな曲線やパターン、ナチュラルな色使いといったスカンジナビアデザインの特徴を随所に見ることができました。
最近のプロジェクトでは動画もHPに掲載しておりますが、YouTubeに撮影したすべての動画がアップされています。よろしかったらこちらもご覧になってみてください。
PDO建築動画
そのプロジェクトはどこから動き始めるか?
建主が計画を思い立った時からではあるのですが、具体的に映像が動き始めるのは建築家が敷地に立った時からでしょうか。
そこにあるべき姿を予見し、絵にする。
設計行為は始まっています。
細田@PDO
お引き渡しから半年が経過したゆきまどの家を訪ねました。
木漏れ日が気持ちの良い庭の中に、1帖程の大きさの木箱が置いてありました。
中にはトマトやサニーレタス、パセリなど様々な野菜が育っています。
腰をかがめなくても良いようにとオーナー自らが製作した家庭菜園です。
日々の管理が楽なだけでなく、景観としても良く馴染んでいます。
試行錯誤しつつも庭づくりを楽しんでいるオーナー。
とても丁寧な暮らしが伺えます。
橋爪@PDO