計画の初期の段階でご相談いただくことが多く、設計者と敷地に赴きます。建築計画が生まれる背景を住まい手と共有しながらプロジェクトを進めることを大事にしていますので初期のプロセスはとても重要となります。
敷地までのアクセス道路、周辺の家と環境、地形、光の入り方、植生など、確認するべき様々な要素を丁寧にチェックして次の段階の設計に進む前に敷地所感をお伝えします。
敷地の傾斜を生かしたり、地面(庭)との繋がりの演出のため2〜3段のスキップフロアを設けることも多いです。天井高を変えたり、ソファに座った時の囲まれ感をつくり出す効果があります。都会のマンションではなかなか叶わないリゾート地ならではの設計手法です。
空間のつながりを損なわずに感覚的に部屋を仕切り、心地よい居場所をつくります。
プロジェクトのプロセスや建築実績をご覧いただき、設計コンセプトにも共感してもらい、
土地選びの段階からご相談いただくことが増えてきました。
パッシヴデザインは、土地の環境やその敷地の地形とも折り合いをつけてデザインしていく手法です。配置計画や自然との繋がりを生む大きな開口部など、環境と建築の間の相互作用のあり方を計画していくことに注力しています。
候補の敷地の良いところ、悪いところ。
設計及び建築時の工夫や対処でカバーできるかどうか。そんなことをお伝えして選ばれた敷地がどんな特性を持っているかを共有しながら計画を進めていきます。