PDO建築事務所
2024.08.12
デザイン道
夏休みの親子イベントでツリーハウス体験をしました。 建築家やデザイナーによるアートプロジェクトで、 三者三様、どれも遊び心があり童心に帰って楽しむことができます。 オオムラサキをモチーフにしたツリーハウスは ピンク色の羽根がワイヤーで吊るされ、 ブランコの様にゆらゆらと揺れる仕組みになっています。 下から見上げると蝶が舞っているかの様です。 木に登り、鳥の目線で過ごしていると子供の頃の記憶が蘇ります。 自然に触れながらどこか懐かしい、ツリーハウスにはそんな魅力があります。
2024.07.31
素材にはそれぞれに厚みがあります。 床や壁に張られれば一見分からなくなりますが、 それでも感覚的に伝わるものがあります。 自然石など厚みのあるものを使えば空間の重みが増し、 表情に奥行を感じられるようになります。 プリント素材からは決して得られない感覚です。 こういった小さな印象の積み重ねが、 最終的に建築としての印象を決定付けます。
2024.07.26
木部を茶色に着色した空間の実例です。 白染色が明るく軽やかな印象になるのに対し、 茶染色の空間は重厚で落ち着いた印象になります。 全ての色が濃いと暗くなりすぎてしまうので、 床を明るい色にしてバランスを取っています。
2024.07.25
天井板や梁などの木材を白く着色した実例です。 天井のパイン材は経年で黄色みがかった色から褐色に変化していきますが、 着色することで色の変化を抑えることができます。 白以外にも茶色など好みの色を塗ることができます。 空間の印象はフローリングやタイル、壁紙といったマテリアルの組み合わせで決まります。 着色もまたマテリアルの1つとして検討できる部分です。
2024.06.28
設計提案を依頼されているお客様の購入予定の敷地を見てきました。道下の傾斜地になり、車路の取り方、建物配置など設計難易度の高い敷地といえます。 詳しくご要望を伺うのはこれからになりますが、まずは敷地の特徴をどのように捉えるかが重要になってきます。建築的な工夫でさまざまなことを叶えられる反面、大きなコストがかかることもあります。 全体を整理して、優先順位付け、敷地と住まい手が求めるものの最適解を導き出していくのも設計者の仕事です。
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