2015.01.17

製図板の窓から1

デザイン道

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南岸沿いを通過する低気圧。この時期にそうなればここ八ヶ岳でも雪になる。
  
先ほどまでは雨だった。大粒の雪に変わってすごい勢いで積もり始めた。製図板は窓で囲われている。四季の移ろいを感じたいから。
  
ぼやーと外を眺めていると、ライト先生の鋭い視線が・・・。常に私を見張っている。
  
「半端な仕事は許さんぞ」

2015.01.10

現場で判断

デザイン道

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実施設計の段階では必要な箇所の納まり図等を起こしていきます。設計意図を実現するための方法はいくつかあることもあります。
  
起こした図面に固執しすぎないことも時に重要です。経験を積んだ雨宮大工の知恵も聞きながら最適な判断を下していくのです。

2014.12.12

設計作法

デザイン道

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PDOでは設計する敷地の環境が求めていることをオーナーからの要望と同じように大事にしています。
  
「里山箱庭をのぞむ家」では、緩やかに傾斜する森の向こうに里山が広がっています。

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傾斜に合わせた3つのフロアーレベル。玄関ホールの小窓を開けるとダイニング、リビングを通して木々の向こうの箱庭が見えるのです。

2014.10.11

インスピレーションをもらう

デザイン道

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「建築家の建てたいものを設計するのではありません。敷地環境が求めるもの、オーナーが求めるもの、それがPDOのコンセプトの元に融合して、私を通してかたちとなるのです」中村がよくオーナーに語る言葉です。
  
すでにご要望をいろいろお聞きしていましたが、あらためて敷地を訪れました。敷地に立ち、自然からのインスピレーションをもらい、その場でスケッチをしていきます。
  
この段階でかたちになったものには大事な要素がたくさんつまっているのです。
  

2014.06.05

色見本板作り

デザイン道

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5月にもかかわらず各地で真夏日が記録されたと聞きます。八ヶ岳高原ではカラッと晴れて、日陰では涼しく快適そのもの。
   
今日は外壁に使う杉板に、スペシャルな調合で色見本を作っています。外壁に塗る防腐防虫塗装はいろいろありますが、PDOではカタログの色、缶に入って送られてくる色をそのまま使うことは稀です。
  
様々に調合して樹木の幹の色を表現します。カラマツ、ケヤキ、アオハダ、リョウブ・・・・、家を取り巻く環境に応じて、色は工夫されます。

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