2015.11.19

遊べるフード

デザイン道

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施工中の家にドックトロットがあります。
  
建屋と建屋のすきまをウッドデッキにして、そこに架け橋のように屋根でつなげて出来る半外空間、それをドックトロットといいます。北欧の山荘などに多く見られる、伝統的な様式の一つです。犬をつないでおくには都合の良い空間、と言う意味でしょうか。
  
そんなドックトロットにファイヤーサイトを設けました。壁、炉台を大谷石にします。煙抜きに開閉天窓。さて、炎の立ち上がりを受け止めるフードのデザインはどうしようか?折角ですから火で色々遊べるようにしておきたいものです。
  
ダッチオーブンをぶら下げられるように、岩魚やソーセージなんか遠火で炙れると楽しそう。フードにアツアツのダッチオーブンを載せられるときっと便利でしょう。角が出ているとぶつけたとき危ない・・・・。
  
おもしろい絵にまとまりました。

2015.10.31

見えないプロセスを重ねて

デザイン道

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原村の別荘地に土地を求められたオーナーから建築のご相談をいただいています。
  
いつものよう敷地に立ち、その環境に浮かび上がる建物のかたちを確認します。
  
視線の抜け、土地の傾斜、表流水の痕跡。様々な情報を受け止め、その場に相応しいかたちをイメージします。
  
敷地との出会いからはじまり、たくさんのプロセスを経て、家づくりは進んでいきます。
  
積み重ねる丁寧なプロセス。そのこだわりが建物の厚みに影響してきます。

2015.10.22

有機的建築を標榜する

デザイン道

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蓼科湖の近くに土地を求められたオーナー。建築のご相談をいただき、再び敷地を訪れました。
  
中村はファーストインプレッションを大事にしています。そして具体的な設計作業の前には再び敷地に赴き、環境が発する声を聴き取ります。
  
自然の在り方に対して、敬虔な眼差しを持ち、静かに対話を重ねる。
  
前夜からの雨も上がり、南アルプス連峰が望める素晴らしい敷地。よい建築が生まれることでしょう。

2015.10.09

1枚の楽譜から生まれるもの

デザイン道

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作曲家、指揮者、そしてオーケストラ。曲の解釈により、演奏は変わってきます。建築家、現場代人、職人の関係も同じではないでしょうか。
  
建築家が魂を込めたところを汲み取り、互いの違いを認め、つないでいく。そういう共同の建築活動である訳です。
  
環境を意識し、風景の中にあることを忘れないこと。家はそこで営まれる暮らしを包み込む、繊細な器です。
  
はじめて敷地に立つ中村。物語は、1枚のスケッチから始まります。

2015.08.15

環境との対話

デザイン道

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八ヶ岳の西麓、原村の別荘地に土地を求められたオーナー様。ご家族で計画についての話をはじめられた段階でご相談をいただきました。
  
現地に赴き、敷地や周辺環境の特性を読み解いていきます。どんな性質を持ち、敷地からはどのような建物のかたちが導き出されるのか。
  
お会いしてご要望をお聞きすれば、まだ見ぬ暮らしのイメージが、きっと浮かび上がってくることでしょう。

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