2015.03.17

耳を澄まして

デザイン道

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初回のプレゼンテーションを控え、再び敷地を訪れました。
  
すでに春の気配が感じられますが、敷地はまだ雪の中です。
  
水の流れ、風の向き、光の差し方。土地の声を聴き、そこに立ち、浮かび上がっているイメージを確認します。
  
本格的な春の訪れと共に計画も動き始めることでしょう。

2015.01.17

製図板の窓から1

デザイン道

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南岸沿いを通過する低気圧。この時期にそうなればここ八ヶ岳でも雪になる。
  
先ほどまでは雨だった。大粒の雪に変わってすごい勢いで積もり始めた。製図板は窓で囲われている。四季の移ろいを感じたいから。
  
ぼやーと外を眺めていると、ライト先生の鋭い視線が・・・。常に私を見張っている。
  
「半端な仕事は許さんぞ」

2015.01.10

現場で判断

デザイン道

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実施設計の段階では必要な箇所の納まり図等を起こしていきます。設計意図を実現するための方法はいくつかあることもあります。
  
起こした図面に固執しすぎないことも時に重要です。経験を積んだ雨宮大工の知恵も聞きながら最適な判断を下していくのです。

2014.12.12

設計作法

デザイン道

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PDOでは設計する敷地の環境が求めていることをオーナーからの要望と同じように大事にしています。
  
「里山箱庭をのぞむ家」では、緩やかに傾斜する森の向こうに里山が広がっています。

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傾斜に合わせた3つのフロアーレベル。玄関ホールの小窓を開けるとダイニング、リビングを通して木々の向こうの箱庭が見えるのです。

2014.10.11

インスピレーションをもらう

デザイン道

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「建築家の建てたいものを設計するのではありません。敷地環境が求めるもの、オーナーが求めるもの、それがPDOのコンセプトの元に融合して、私を通してかたちとなるのです」中村がよくオーナーに語る言葉です。
  
すでにご要望をいろいろお聞きしていましたが、あらためて敷地を訪れました。敷地に立ち、自然からのインスピレーションをもらい、その場でスケッチをしていきます。
  
この段階でかたちになったものには大事な要素がたくさんつまっているのです。
  

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