薪ストーブは非日常的で見た目に楽しめる一方で、
眺めるだけではもったいないほどの暖房能力や実用性を備えています。
使えば使う程、相棒の様な頼もしい存在になっていきます。
薪ストーブ選びの入口は人それぞれ。
デザインから入るも良し、機能にこだわるも良しです。
ショールームに行って実物を見てみるのも良いですね。
薪ひとつとっても入る長さや入れ方が色々あることが分かります。
この日見たのは「クッキングストーブ」と呼ばれるタイプ。
オーブンと炉が別構造になっています。
イタリア製のドミノ(写真下)は炉内の炎が直接クックトップに向かうため熱効率が高く、
レストランなどプロの現場でも使われる本格的な一台です。
リング状の蓋を外せば直火が使え、中華鍋も置けます。(上段が炉、下段がオーブン)
一方、デンマーク製のノルン(写真下)はオーブンが上段にあります。
炎が目線に近い位置で楽しめるのも縦型デザインの良いところです。
また、天然石ですっぽりと覆われているので蓄熱効果が抜群です。
まずは薪ストーブに何を求めるか、
お気に入りの一台に出会うための第一歩です。
クリスマス休暇を利用して八ヶ岳の家に帰られたご夫妻。来春からの庭づくりに向けて1年ほど前から対話を続け、平井さんからのプレゼンです。夏を中心に年間で何回か長期滞在する時期。季節ごとの滞在で庭を楽しむためのデザインが求められます。
ずっと管理し続けるのではなく数年後には手放し、見守っていけるような庭づくり。
自然とオーナーの手入れで育っていく庭です。
ふたりの子どもたちが自立はじめる7年後? 中長期のプロセスを楽しむ計画です。
仕事場、子どもたちの学びの場、そしてご夫妻の暮らしの場。
庭と住まい、暮らしと身近な道具たち。2019年の新たな展開も楽しみです。
細田@POD
クリスマスまで一週間。 Lupineの金澤さんが夜なべしてつくってくれたもの。森の植物を使い自然界にあるものだけでつくられたグリーンリース。
これからのPDOのビジョンを表現してくれているようです。
変わることと暮らしの中での循環、そして丁寧な手仕事。楽しみな2019年がそこまで来ています。キーワードは庭と家、人と暮らしを繋げる道具たち。
リビング空間は家族が集まり
景色も楽しめる最も居心地の良い場所です。
そんな場の設えとしてソファベンチを造作しました。
ベンチや背もたれは大工工事、
クッションはオーナーご自慢のオーダー製です。
木の香り漂う空間に一体感ある設えです。
背面の本棚もまた違和感なく溶け込んでいます。