食洗機は今や家事の必須アイテムです。
国内製品は使い慣れているオーナーも多いですが、
建築を機に海外製品も気になるところです。
ショールームでは機器の説明や実際に使ってみることもできます。
大きな違いは庫内の容量です。
国内製品が40〜60Lなのに対して海外製品は160L程あります。
容量が大きい分、1日1回の洗浄で済みます。
夕食後や夜寝る前に洗浄を始め朝起きると乾燥まで終えている、そんな使い方になります。
一方で、食事の度に洗いたいという方には国内製品がおすすめです。
日々のメンテナンスや使う洗剤、キッチンスペースに占める割合など違いを知り、
よりライフスタイルに合ったものを選んでいきます。
無垢フローリングは室内空間の重要な要素です。
建物のテイストやオーナーの好み、予算など、全体のバランスの中で決めていきます。
ショールームに行くとたくさんの樹種が並んでいます。
床材の硬さや経年変化の様子、メンテナンス方法など様々な視点で見ることができます。
「足触りで硬さの違いが分かりますよ」
修行が足りないようで微妙な違いは分かりませんでしたが、硬い床材の方が冷たく感じます。
これは木材に含まれる空気の量の違いです。
柔らかいフローリングにより温かみを感じるのは自然なことなのです。
この日はウォールナット材を確認。
新築当時は濃い茶色ですが、経年変化でほんのり赤茶色になっていきます。
オイルフィニッシュで自然な色、ツヤを出し、木の持つ魅力を一層引き立てます。
自然豊かな地での四季を感じる暮らし。移住や二拠点生活(デュアルライフ)をご計画の方から検討している敷地を見てほしいとのご依頼も増えています。
どこに住まうのか?
経験豊富な設計者だからこそ見えるものがあり、植物(敷地の植生)や気象学の知識でわかることも多いのです。都会と違い自然環境への開き加減とその術を駆使した設計が重要です。
優れたパッシヴデザインは的確な見立ての先に生まれます。