2020.08.12

敷地選びに寄り添う 

デザイン道



候補地がいくつか出てきたタイミングでご相談いただき土地を見て所感をお伝えすることが増えています。プロジェクトは住まい手と土地が発する声を聴くことから動きはじめています。

周辺からの水が流入する敷地であったり建築において明らかに問題が見える場合ははっきりマイナス面もお知らせし、購入前であれば建築には不向きとの判断をお伝えすることもあります。


八ヶ岳の西麓、今回ご夫妻と一緒に見た原村の二つの候補地はどちらも気持ちのよい敷地。迷われる気持ちもわかります。さてどちらの土地を選ばれるのか? その選択がプランニングの道筋をつくっていきます。いずれの選択でも計画が楽しみです。

細田@PDO

2020.07.28

緩やかにつながる ―への字プラン―

デザイン道


「PDOさんはへの字の建物が多いですね」と言われます。
中村も趣味でそうしている訳ではなく、敷地の特性を読んでのことと言います。

採光、通風、水の流れ、地面の高低差を読み、
建築が環境と緩やかに繋がる不思議な形です。

への字プランと相性が良いのがサンルームです。
LDKよりも床を下げ、薪ストーブを配置するのがおすすめです。
ステップがベンチとなり、自然と団らんが生まれます。
目の前に広がる景色を眺めながら、薪ストーブの炎も楽しむ。
窓を開ければそのまま庭へとつながります。
豊かな空間を生み出す仕掛けが満載なのです。

2020.05.15

おもてなしの灯

デザイン道


玄関ドアを開けた時、どんな体験が待っているのか。
特に初めて訪れる家では期待が高まりますね。

あさま屋根の家はベンチ式収納とルイスポールセンのPHランプが迎えてくれます。
名作と呼ばれる照明デザインを見て楽しむと同時に、
低い位置から漏れる光が非日常を演出しています。
外の景色も季節ごとに楽しませてくれることでしょう。

足元を照らすさりげない配慮もオーナーの狙いかもしれません。
うっとりとするような光の演出です。

2020.04.24

実地研修 ー土地の読み方ー

デザイン道


世界一周旅行を中断し帰国した若手スタッフ清水くんを連れて計画中の敷地へ。
傾斜や起伏のある土地、雄大な自然。どんな視点を持って対象となる世界を見るかでランドスケープデザインも変わってくる。その敷地に存在する複雑な要素を何層にも重なるレイヤーとして捉える。現場に立ち見る眼を養うことが建築家への第一歩か・・・

2020.04.18

カバードデッキ

デザイン道


雨の土曜日。庭につながるこんなデッキがあれば雨の日も楽しめます。
木工作業をしたり、BBQを楽しんだりと、使い勝手は様々。
内と外(環境)との繋がりをどのように構成するか、造園も含めたランドスケープデザインが重要です。

1...1011121314...36