2013.09.26

温故知新

できごと

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明治時代の建物で見た障子の組子です。職人技を存分に発揮した手の込んだ仕事です。最近の住宅ではほとんど見なくなりました。
 
よりシンプルなデザインを良しとする現代において、こういった手間のかかる仕事は排除されがちです。コストの問題もあり、なかなか実現に至りません。
   
今はもしかするとニーズがないのかもしれませんが、いつか時代が巡ってこのデザインにしたいときに作れない、、、そんな事が起きるかもしれません。現に、色々なところで職人さんの後継者不足が問題になっています。
      
手間を省き、合理化を図るこの先にどんな未来が待っているのか。
  
自分たちに出来るのは、こういった歴史の上に今があることを知ることです。その上で今後何を選択するかで未来が変わってきます。

2013.09.23

建物実績案内

できごと

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富士見高原に土地を求め、別荘のご計画をしているご夫妻。八ヶ岳の南麓で建物の実績案内をしました。
  
PDOの主宰建築家の中村が設計を手掛けた建物は八ヶ岳南麓や軽井沢に数多くあります。住宅や別荘を計画している皆さま、ご希望があれば実績案内や家づくりのプロセスのご案内をいたします。
  
お気軽にお声かけください。

2013.09.21

きのこのあたり年

できごと

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PDOの脇棟梁の雨宮さんが昼休み中に熱心に読書をしています。へー柄に似合わず・・・、と覗き込んでみましたら、キノコの図鑑。
    
「これ今年出たばかりの本なんだよね。去年まで食用だったキノコが毒に指定されてんだよね。」
   
キノコのことは何でも知っている雨さん。知識欲には脱帽です。今朝採れたばかりのタマゴタケを見せてくれました。
   
「すぐ帰るなら少しあげるけどね。傷みが早いキノコだからね。」
   
・・・こんなに一人で食べるつもりなんだ・・・・。
   
「どこでこんなに採れるの?」
   
「そればかりは・・・・教えられません。」
   
口の堅い雨さんなのでした。

2013.09.19

日本的なアイディア

できごと

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1.2m程の高さで薪が積まれています。手前が駐車場で、奥が墓地になっており、目隠しが目的です。
 
ただ、近くに寄れば奥の墓地は見えてしまいます。高い塀などで完全に隠すのではなく、薪で意識的な境界を作るところが日本的だと思いました。
  
何よりここに眠っているご先祖様への配慮を感じます。

2013.09.11

自転車で巡る軽井沢

できごと

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お盆を過ぎた頃から急に涼しくなってきました。例年であればひと雨ごとと言いますが、今年は気温の変化を肌で感じます。
  
油やで写真スタジオを構えている木村さんが、昨年サイクリングマップを作りました。
  
― 軽井沢サイクリングマップ2012 Autumn秋風の中を抜ける、海抜1000mの快走 ―
  
過ごしやすいこれからの季節、景色はもちろん、アートやカルチャーを楽しむにも、カフェで食事をするにも快適です。
  
秋の軽井沢、ぜひ満喫して下さい。

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