「天神の曲がり家」のオーナーのご希望でアイアンの物干金物の製作を上野玄起さんにお願いしました。ハンマー等で叩いて成形する鍛造という技術です。http://blog.goo.ne.jp/morikaji/e/c77d3ccffdbc24fc9b4add312d4c297d
できあがったとの連絡を受け、工房まで取りに伺い、しばし立ち話。10数年前の仕事のメンテナンスや東京のホテルでの展示、ショップや個人のお客様からの依頼など、いくつかの仕事を抱えていらっしゃるようです。
タオル掛けやカーテンレール、小物など、アイアン好きの方にはたまらない素敵なものをいろいろ手掛けられています。ご興味ある方はぜひHPをのぞいてみてください。
今年もやってきました、ジーロ・デ・軽井沢。一般道を走るクラシックカーのタイムラリーです。
参加条件は1974年生産以前のスポーツモデル。アルファロメオ、ロータス、ジャガー、ポルシェなどなど、華やかなクラッシックカーが集まりました。
個人的には車のデザインやパーツに目が行きます。特にこのMGのTA(1936年生産)。ボンネットのバンドや小さなフロントガラス、金物1つ取っても特徴があり魅力的です。
天候にも恵まれ、最高のドライブ日和となりました。
南アルプスの山並みに見せられ、八ヶ岳南麓に土地を求められたご夫妻。WEBをご覧いただき、スタジオを訪ねていただきました。
スタジオでお話を一通り伺った後に、ところでPDOってどういう意味なんですか?
DはDesignのDかなとは思ったんですけど・・・
ロゴマークの下に小さく表記してあるのですが、
passive design orchestra の頭文字を取ったものなのです。
passive design
敷地のある環境が求めるものとオーナー家族の要望を受け止めて調和のとれたかたちを実現するデザインといえるでしょうか。雨・風・光、そして寒暖の差。自然との応答を大切に考えるデザインともいえます。
そして、orchestra。
家づくりという一大事業には、大工さんをはじめとした、たくさんの職人さんが関わっています。いくらいい技術をもっていても、てんでんばらばらではいい建物もできません。
全体のバランスを考え、それぞれいい仕事ができるように相手の声を聴き、こころを配り、場を整える。一緒に交響曲をつくるオーケストラのようでありたい。そんな想いも込めての命名なのです。
社名に込めた初心を忘れないこと。あらためて肝に命ずる日となりました。
前回の車を愛でる日の続編でございます。
車検も無事に通り夜間も無事にふらっとできるようになり、一安心となりました。
が、
しばらく走っているとギアが入りにくくなり、リバースに関してはギア鳴きをし、なんと入らなくなってしまったのです。
信号で止まったらもう恐怖です。ニュートラルからシフトチェンジができません。シフトノブが折れるんじゃないと思うくらいの力でセカンドに入れて発進するを繰り返し、なんとか家に辿り着きました。
絶望感でいっぱいの中車屋さんに電話をし、事情を伝え私の車はキャリアカーで運ばれていきました。
その光景を見た時、ドナドナが頭の中で流れたことはいうまでもありません。(けっしてふざけてはいません)
そして1週間程で車屋さんから電話がありました。
「クラッチの遊びが大きかったので小さくしました。ベアリングの音が運転しているときに気になるかもしれませんが、何も問題ありません。健康優良児です。」と!!
追々手を加えるとしたらクラッチワイヤー交換とオーバーホールだそうです。
おじいちゃんだなんて言ってごめんね。カプチーノ。これからもよろしくね!