2015.06.29

続・表流水を受け流す

できごと

116
27
空にひらく三枚屋根の家の石積み工事の様子です。
  
浅間石の大きさはオーナーとイメージを共有し、やや小ぶりなものを選びました。石と石が隙間なく噛み合い、とても丁寧な仕事です。
  
今のままでも充分素晴らしい仕上がりですが、いずれ苔に覆われ、より風景に馴染んでいくことでしょう。

2015.06.27

ぶんぶん

できごと

113
先日、鹿谷に開く家のオーナーがNDに乗ってスタジオにいらっしゃいました。
  
NDの出現に気もそぞろな鈴木。
  
打ち合わせが終わったあとはお言葉にちゃっかり甘え、シートに座ってアクセルぶんぶんです。ごきげんです。

2015.06.25

はじめての煙突掃除

できごと

15
ひと冬を過ごされた「隠れ谷にある家」で薪ストーブの煙突掃除です。設置していただいたアサマストーブさんにお願いしました。

21
床下暖房はほとんど使わず、大活躍だった薪ストーブ。針葉樹が多かったこと、乾燥が不十分だったこと、まだ慣れない初年度ということなどもあったのか、大量の煤がこびりついていました。

3
そのまま放っておくと、燃焼が悪くなったり、まれに煙道火災を起こすこともあります。
  
オーナー自ら煙突掃除を行う方もいらっしゃいます。ただ初回だけはプロにお願いして、ストーブの状態を診断してもらい、使い方などアドバイスいただくことをお勧めします。

2015.06.22

蘇る建築

できごと

22
16
1983年に軽井沢の南ヶ丘に建築された「ハーモニーハウス(設計/吉村順三)」。音楽家を目指す若者たちのホールや合宿施設として活躍してきました。
  
近年、維持管理等の問題で取り壊しの危機にありましたが、今年からカフェ&シェアハウスとして蘇ることになりました。
  
カフェの名は「エロイーズカフェ」。エロイーズとはこの建物のオーナーであったエロイーズ・カニングハムからきています。
  
用途地域の関係で店舗面積が50㎡までという規制があり、カフェスペースは1階のみとなっていますが、内装はハーモニーハウスの頃のイメージを継承しています。
    
低く抑えられた天井に南面の大開口。圧迫感はなく包み込まれる感じです。ゆったりとしたソファ席で朝食などをいただきます。

4
2階の音楽ホールや宿泊棟なども見学自由です。
  
人々に大切にされ今もなお生き続ける建築。また会いに来れるという喜びがあります。

2015.06.14

お披露目

できごと

17
以前ご紹介しました林秀行氏の新作グラスが7点、「六月のホンカグ」という展覧会に出展されています。6月の梅雨と読書をテーマにさまざまなデザイナーの作品が並んでいます。
  
林氏のグラスは底部に傾きを設けてあり、コマのようにくるりと回ります。読書中にうっかり倒してしまうこともありません。
  
ビール用、ワイン用などがあり、実際に注いでみることで見え方が変わり、作品としても楽しめます。
  
特徴ある形はどれも手に馴染みます。次はやはり実際に使ってみたいですね。

1...2930313233...91