2015.07.15

ふさわしさを考える

できごと

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公園で見かけた駐輪場のデザインです。コンクリートにスリットを設けて前輪が納まるようになっています。デザインされていますね!
  
雑多になりがちな駐輪場ですが、自転車を停めるという行為からカーブを描いて一列に並ぶ姿まで、公園の一部として上手く表現されています。
  
その場にふさわしいものを考えてみる。デザインの出発点です。
  

2015.07.12

冬に備えて薪づくり

できごと

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パソコンのマウスをオノに持ちかえて、朝からせっせと薪づくり。力を抜き、スナップを利かせて、オノの重さで割る。木の癖、木繊維の通り方を読んで割るのがコツなのです。

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いい汗かいた後は、屋根のあるデッキでBBQ!今回はダッチオーブンを使った牛タンシチュー、レパートリーも増えてきました。

2015.07.09

土地のもつダイナミズム

できごと

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予定していた敷地で待合わせ、土地の所感をオーナーご夫妻にお伝えしたところ、「実はもうひとつ気になっている、見てもらいたい土地があるんです。」とのお話。
  
土地のもつエネルギー、アクセスのしやすさ、ご夫妻のこれからの生活を考えた時の暮らしやすさ。いろんな面で後者の土地の方がよいのです。ご夫妻も悩まれていて、持ち帰りご検討いただくことになりました。
  
写真は敷地にあるケヤキの巨木のうちの1本です。エネルギーが伝わってきます。先日、「この土地に決めました」と連絡がありました。
  
巨木や群生する野草のふるまいと折り合いをつけること。求められているのは、逆らわない建築。パッシヴデザインです。

2015.07.07

お風呂場から発信

できごと

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油やがかつて「油屋旅館」だった頃、風呂場として使われていたスペースが今はギャラリーとなっています。
  
男風呂(写真上)・・・・草木染めのギャラリー
女風呂(写真中)・・・・雑貨や古本のコーナー
家族風呂(写真下)・・・猫の絵画など
  
自然光も入り明るく清潔感があります。タイルの表情、レトロな照明もまた場の価値を増しています。
  
「風呂場」と「ギャラリー」という一見無関係な組み合わせによって他にはない展示空間が生まれています。

2015.06.29

続・表流水を受け流す

できごと

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空にひらく三枚屋根の家の石積み工事の様子です。
  
浅間石の大きさはオーナーとイメージを共有し、やや小ぶりなものを選びました。石と石が隙間なく噛み合い、とても丁寧な仕事です。
  
今のままでも充分素晴らしい仕上がりですが、いずれ苔に覆われ、より風景に馴染んでいくことでしょう。

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