雪が降ると、自然とゆきだるまをつくってしまいます。不思議ですね。なぜかつくらずにはいられないのです。雪が降るたびにそんな気分になるわけですから、PCの写真フォルダの中には歴代のゆきだるま達がいます。ちなみに今回はニヒルな表情に仕上げてみました。
次の朝になると、ゆきだるまの足元がぐずぐずに溶けていました。心なしか前回より溶けるのが早い気もします。少しずつ春へと向かっているのでしょうか。
冬さん。美しい銀世界は十分楽しみました。今では芽吹きの季節が待ち遠しいです。
そんなわけで『春よこんにちは!』と期待を込めて、彼をハローこと『春朗』と名付けることにしました。
古い家屋を取り壊して、新世代が新たに家をつくります。思い出がいっぱいです。
とても面白い広告が壁に張ってありました。1975年と書いてあります。もう40年も前の高峰高原スキー場の案内です。
時代の空気が詰め込まれています。なぜか2乗りの自転車に若い男女が・・・。雪の上を自転車でスキー場に行くなんて・・・。そもそもスキー靴でこぐことができるんだろうか?すごいサイケデリックな服装だ。振り向いた顔が老けて見えるのはなぜ?この時代のデザインは理屈ではなく雰囲気を大切にしたのでしょう。いつまで見ていても見飽きない味わい深さがあります。
古い家屋のオーナーも40年前は若者だったんですね。「デザインは時代を映す鏡である」と学生時代に教わりました。それでもこの価値観の変わりようには目を見張ります。
でも、建築、それも住宅デザインは100年価値が変わらないものをつくりたいのが私の望みです。