2016.02.13

渋谷の大自然

できごと

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新しくお声掛けいただいたご夫妻を訪ねました。渋谷駅は祝日と言う事もあり、多様な人の雑踏の渦でした。そこをほんの10分も抜けるところにある、金王八幡宮。むやみに触れてはいけない「気」の存在感を感じました。
 
職業柄といいましょうか、場の発する「気」について常日頃から感情をひらいています。すごいものを感じました。
 
幹が空洞化してしまった椎の木。私の見立てでは樹齢500年はあるでしょうか。裏に回ると「場」がありました。今日は手向ける花の一輪も持ち合わせていません。
 
雑踏の渦と全く違う次元の時間がここには流れていたのでした。

2016.02.01

Hello

できごと

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雪が降ると、自然とゆきだるまをつくってしまいます。不思議ですね。なぜかつくらずにはいられないのです。雪が降るたびにそんな気分になるわけですから、PCの写真フォルダの中には歴代のゆきだるま達がいます。ちなみに今回はニヒルな表情に仕上げてみました。
 
次の朝になると、ゆきだるまの足元がぐずぐずに溶けていました。心なしか前回より溶けるのが早い気もします。少しずつ春へと向かっているのでしょうか。
 
冬さん。美しい銀世界は十分楽しみました。今では芽吹きの季節が待ち遠しいです。
 
そんなわけで『春よこんにちは!』と期待を込めて、彼をハローこと『春朗』と名付けることにしました。

2016.01.29

なんて古い

できごと

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古い家屋を取り壊して、新世代が新たに家をつくります。思い出がいっぱいです。
 
とても面白い広告が壁に張ってありました。1975年と書いてあります。もう40年も前の高峰高原スキー場の案内です。
 
時代の空気が詰め込まれています。なぜか2乗りの自転車に若い男女が・・・。雪の上を自転車でスキー場に行くなんて・・・。そもそもスキー靴でこぐことができるんだろうか?すごいサイケデリックな服装だ。振り向いた顔が老けて見えるのはなぜ?この時代のデザインは理屈ではなく雰囲気を大切にしたのでしょう。いつまで見ていても見飽きない味わい深さがあります。
 
古い家屋のオーナーも40年前は若者だったんですね。「デザインは時代を映す鏡である」と学生時代に教わりました。それでもこの価値観の変わりようには目を見張ります。
 
でも、建築、それも住宅デザインは100年価値が変わらないものをつくりたいのが私の望みです。

2016.01.27

できごと

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見事なガラス工芸です。19世紀末芸術、アールヌーボーでは動植物の有機的な姿をモチーフにさまざまな技法が駆使されました。
 
さて、この作品は我が家ヘムロックヒルの年に数回しか見ることのできない氷の華です。山への移住前に設計された20年前の家では、窓はオールシングルガラスです。そのおかげで氷点下10度ともなる真冬の朝、浴室の窓にこの華は咲きます。
 
今日が休日ならばこの華がはかなく消えていくさまを鑑賞しながら朝風呂を楽しんだところです。

2016.01.18

雪かきの腕がなる

できごと

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八ヶ岳や軽井沢の高原地は太平洋側気候ですから、例年それほど多くの積雪はありません。それでも今年は全くないことに物足りない冬を過ごしていました。
  
夕べから予報通りの雪になりました。今朝の時点で標高1100mのわがヘムロックヒル(家の名前です)で積雪30センチといったところでしょうか。実にわくわくいたします。今はふわふわですから多少圧雪する明日の方が雪かきは効率よいでしょうね。
  
スタジオまでは今日は行けません。ゆっくりとデザインの構想でも練ることにします。

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