2013.09.02

軽井沢ハーモニーハウス

できごと

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軽井沢ハーモニーハウスは、青少年音楽協会創立者のカニングハム女史が、音楽やバレエを学ぶ若者のために造った建物です。設計は建築家の吉村順三です。
  
築30年が経ち、建物維持のための費用捻出が困難となったため、他の団体などに移譲を検討することになったそうです。今年が青少年音楽協会として最後の公開となりました。
  
中に入るとスロープで繋がれたのびやかな空間が広がります。屋根の架構が単純なようで複雑で、ひし形の高窓からの光が白い壁を効果的に照らしています。色々な高さの床、色々な高さの天井があり、どの部屋からも外の景色を楽しめるようになっています。
  
施設内は利用中の若者たちがずっと掃除をしていました。利用案内を見ると「壁にポスターなど張り紙をしないで下さい」「ハーモニーハウスをいつもきれいにしましょう」などと書かれています。建築がこの南ヶ丘の森に生まれて30年、多くの人たちに愛され、大切に使われてきたことが分かります。
  
ただ、それとは別の理由で手放すことになったのはとても残念です。いつかまた、見学できる日が来ることを楽しみにしています。

2013.08.29

アーティスト・イン・レジデンス

できごと

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軽井沢スタジオの隣室は油やのアーティスト・イン・レジデンスです。
  
様々な作家さんが一定期間この部屋で過ごし、日々の疲れを癒しています。
  
部屋に入るととても静かで、時間の流れもゆっくりと感じられます。慌ただしい日常を忘れさせてくれる、居心地の良い部屋です。

2013.08.10

ハート型

できごと

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山積みになっている丸太につるが伸びていました。ハート型の葉っぱがリズミカルです。
     
名前を調べてみると「オニドコロ(鬼野老)」と言うそうです。毒性もあるようで何だかイメージと違いました。
  
名前の由来
  
鬼・・・根茎が苦くそのままでは有毒で、食用にはならないことから。
 
野老・・・ヒゲ根の多い根茎の様子を、腰が曲り鬚を蓄えた老人に擬(たと)え、「野老」と書き、海産の「海老(えび)」と対比させた。

2013.08.02

異質感

できごと

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木肌が美しい木造空間に、ひときわ目を引く鉄柱 ―
  
いつもはきれいに塗装して仕上げる鉄柱ですが、建築中の「笑う猫のいるギャラリー」では、あえて異質感を出すためにこのままを仕上げにします。
  
白い吹き抜け空間のギャラリーとの対比、それにギャラリーに置かれる作品との対比が楽しめそうです。

2013.07.31

安らぎのアイテム

できごと

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鳥たちの声が聞こえてきそうな森の中のデッキ。そこにさりげなくブランコが見えています。
  
ただそこにあるだけで心が和むアイテムがあります。他にはハンモックやイージーチェアなどでしょうか。
  
暮らしの中に取り込むことで自然とゆとりが生まれます。

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