2013.09.26

温故知新

できごと

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明治時代の建物で見た障子の組子です。職人技を存分に発揮した手の込んだ仕事です。最近の住宅ではほとんど見なくなりました。
 
よりシンプルなデザインを良しとする現代において、こういった手間のかかる仕事は排除されがちです。コストの問題もあり、なかなか実現に至りません。
   
今はもしかするとニーズがないのかもしれませんが、いつか時代が巡ってこのデザインにしたいときに作れない、、、そんな事が起きるかもしれません。現に、色々なところで職人さんの後継者不足が問題になっています。
      
手間を省き、合理化を図るこの先にどんな未来が待っているのか。
  
自分たちに出来るのは、こういった歴史の上に今があることを知ることです。その上で今後何を選択するかで未来が変わってきます。

2013.09.19

日本的なアイディア

できごと

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1.2m程の高さで薪が積まれています。手前が駐車場で、奥が墓地になっており、目隠しが目的です。
 
ただ、近くに寄れば奥の墓地は見えてしまいます。高い塀などで完全に隠すのではなく、薪で意識的な境界を作るところが日本的だと思いました。
  
何よりここに眠っているご先祖様への配慮を感じます。

2013.09.11

自転車で巡る軽井沢

できごと

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お盆を過ぎた頃から急に涼しくなってきました。例年であればひと雨ごとと言いますが、今年は気温の変化を肌で感じます。
  
油やで写真スタジオを構えている木村さんが、昨年サイクリングマップを作りました。
  
― 軽井沢サイクリングマップ2012 Autumn秋風の中を抜ける、海抜1000mの快走 ―
  
過ごしやすいこれからの季節、景色はもちろん、アートやカルチャーを楽しむにも、カフェで食事をするにも快適です。
  
秋の軽井沢、ぜひ満喫して下さい。

2013.09.09

ハンモックのある暮らし

できごと

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普段の生活ではあまり馴染みのないハンモックですが、だからこそ八ヶ岳や軽井沢での暮らしを楽しむアイテムとしておすすめです。
  
長坂インターを下りて車で2~3分の所にハンモック専門店があります。世田谷と八ヶ岳の2店舗営業です。(詳しい場所はこちら
    
最近のものは室内でも使えるように対応しているので、間口3.6m程度の部屋にちょうど良く納まるように出来ています。
  
また、通年楽しめるように、夏には風通しの良いネット状のもの、これからの季節には厚手のものも取り揃えています。値段はおおよそ15000円前後です。
  
ほっとする空間を布一枚で作り出せるのが魅力です。包まれる感覚をぜひショールームで体験してみて下さい。

2013.09.07

白磁のうつわ

できごと

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油やルーサイトギャラリーにて高橋朋子展始まりました。
  
当然のことですが、ギャラリーという「箱」は常に同じで変わりません。ただ、そこにおかれる作品によって場の雰囲気が変わります。毎週のように入れ替わる展示において、個人的にはその変化が楽しみのひとつになっています。
  
高橋さんは北海道で生まれ、沖縄で陶芸を学び、今は千葉を拠点に活動されています。暮らしの中に常に海の存在があったそうです。
  
それを聞いて納得するものがありました。砂浜で拾った貝がらを美しいと思うのと同じような感覚です。白くてさわやか、そしてキラキラしています。
    
9日までの展示です。

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