2013.09.19

日本的なアイディア

できごと

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1.2m程の高さで薪が積まれています。手前が駐車場で、奥が墓地になっており、目隠しが目的です。
 
ただ、近くに寄れば奥の墓地は見えてしまいます。高い塀などで完全に隠すのではなく、薪で意識的な境界を作るところが日本的だと思いました。
  
何よりここに眠っているご先祖様への配慮を感じます。

2013.09.11

自転車で巡る軽井沢

できごと

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お盆を過ぎた頃から急に涼しくなってきました。例年であればひと雨ごとと言いますが、今年は気温の変化を肌で感じます。
  
油やで写真スタジオを構えている木村さんが、昨年サイクリングマップを作りました。
  
― 軽井沢サイクリングマップ2012 Autumn秋風の中を抜ける、海抜1000mの快走 ―
  
過ごしやすいこれからの季節、景色はもちろん、アートやカルチャーを楽しむにも、カフェで食事をするにも快適です。
  
秋の軽井沢、ぜひ満喫して下さい。

2013.09.09

ハンモックのある暮らし

できごと

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普段の生活ではあまり馴染みのないハンモックですが、だからこそ八ヶ岳や軽井沢での暮らしを楽しむアイテムとしておすすめです。
  
長坂インターを下りて車で2~3分の所にハンモック専門店があります。世田谷と八ヶ岳の2店舗営業です。(詳しい場所はこちら
    
最近のものは室内でも使えるように対応しているので、間口3.6m程度の部屋にちょうど良く納まるように出来ています。
  
また、通年楽しめるように、夏には風通しの良いネット状のもの、これからの季節には厚手のものも取り揃えています。値段はおおよそ15000円前後です。
  
ほっとする空間を布一枚で作り出せるのが魅力です。包まれる感覚をぜひショールームで体験してみて下さい。

2013.09.07

白磁のうつわ

できごと

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油やルーサイトギャラリーにて高橋朋子展始まりました。
  
当然のことですが、ギャラリーという「箱」は常に同じで変わりません。ただ、そこにおかれる作品によって場の雰囲気が変わります。毎週のように入れ替わる展示において、個人的にはその変化が楽しみのひとつになっています。
  
高橋さんは北海道で生まれ、沖縄で陶芸を学び、今は千葉を拠点に活動されています。暮らしの中に常に海の存在があったそうです。
  
それを聞いて納得するものがありました。砂浜で拾った貝がらを美しいと思うのと同じような感覚です。白くてさわやか、そしてキラキラしています。
    
9日までの展示です。

2013.09.02

軽井沢ハーモニーハウス

できごと

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軽井沢ハーモニーハウスは、青少年音楽協会創立者のカニングハム女史が、音楽やバレエを学ぶ若者のために造った建物です。設計は建築家の吉村順三です。
  
築30年が経ち、建物維持のための費用捻出が困難となったため、他の団体などに移譲を検討することになったそうです。今年が青少年音楽協会として最後の公開となりました。
  
中に入るとスロープで繋がれたのびやかな空間が広がります。屋根の架構が単純なようで複雑で、ひし形の高窓からの光が白い壁を効果的に照らしています。色々な高さの床、色々な高さの天井があり、どの部屋からも外の景色を楽しめるようになっています。
  
施設内は利用中の若者たちがずっと掃除をしていました。利用案内を見ると「壁にポスターなど張り紙をしないで下さい」「ハーモニーハウスをいつもきれいにしましょう」などと書かれています。建築がこの南ヶ丘の森に生まれて30年、多くの人たちに愛され、大切に使われてきたことが分かります。
  
ただ、それとは別の理由で手放すことになったのはとても残念です。いつかまた、見学できる日が来ることを楽しみにしています。

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