2015.07.07

お風呂場から発信

できごと

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油やがかつて「油屋旅館」だった頃、風呂場として使われていたスペースが今はギャラリーとなっています。
  
男風呂(写真上)・・・・草木染めのギャラリー
女風呂(写真中)・・・・雑貨や古本のコーナー
家族風呂(写真下)・・・猫の絵画など
  
自然光も入り明るく清潔感があります。タイルの表情、レトロな照明もまた場の価値を増しています。
  
「風呂場」と「ギャラリー」という一見無関係な組み合わせによって他にはない展示空間が生まれています。

2015.06.29

続・表流水を受け流す

できごと

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空にひらく三枚屋根の家の石積み工事の様子です。
  
浅間石の大きさはオーナーとイメージを共有し、やや小ぶりなものを選びました。石と石が隙間なく噛み合い、とても丁寧な仕事です。
  
今のままでも充分素晴らしい仕上がりですが、いずれ苔に覆われ、より風景に馴染んでいくことでしょう。

2015.06.22

蘇る建築

できごと

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1983年に軽井沢の南ヶ丘に建築された「ハーモニーハウス(設計/吉村順三)」。音楽家を目指す若者たちのホールや合宿施設として活躍してきました。
  
近年、維持管理等の問題で取り壊しの危機にありましたが、今年からカフェ&シェアハウスとして蘇ることになりました。
  
カフェの名は「エロイーズカフェ」。エロイーズとはこの建物のオーナーであったエロイーズ・カニングハムからきています。
  
用途地域の関係で店舗面積が50㎡までという規制があり、カフェスペースは1階のみとなっていますが、内装はハーモニーハウスの頃のイメージを継承しています。
    
低く抑えられた天井に南面の大開口。圧迫感はなく包み込まれる感じです。ゆったりとしたソファ席で朝食などをいただきます。

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2階の音楽ホールや宿泊棟なども見学自由です。
  
人々に大切にされ今もなお生き続ける建築。また会いに来れるという喜びがあります。

2015.06.14

お披露目

できごと

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以前ご紹介しました林秀行氏の新作グラスが7点、「六月のホンカグ」という展覧会に出展されています。6月の梅雨と読書をテーマにさまざまなデザイナーの作品が並んでいます。
  
林氏のグラスは底部に傾きを設けてあり、コマのようにくるりと回ります。読書中にうっかり倒してしまうこともありません。
  
ビール用、ワイン用などがあり、実際に注いでみることで見え方が変わり、作品としても楽しめます。
  
特徴ある形はどれも手に馴染みます。次はやはり実際に使ってみたいですね。

2015.06.09

アンブレラスカイ

できごと

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ハルニレテラスでは今月いっぱい、色鮮やかな傘がアーケードを覆います。これからの梅雨の季節を楽しもうという企画です。
    
ポップな色は見ているだけでも気分が明るくなります。天気の良い日はカラフルな影が地面に落ちるそうです。
  
お気に入りの雨具を揃えて梅雨を楽しむのも良いですね。
  

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