コナシに寄生したヤドリギ。
地面に根を張らず、宿主から養分を吸収して育ちます。
宿主にとってはやっかいな存在ですが、
その強い生命力から魔除けの力、不死の力、
愛をもたらすといった力が信じられています。
海外ではクリスマスに玄関に吊るす風習もあるそうです。
落葉広葉樹に寄生するので冬はすぐに見つけられます。
大きな鳥の巣のような樹形。
縁起の良い木、次はいつお目にかかれるでしょう。
標高が100m上がると気温は0.6℃下がると言われています。
女神湖は標高1540mですからこれからの季節は足を運びたくなりますね。
蓼科山の眺めも素晴らしく、湿原でもあるので高山植物の宝庫です。
静かな湖。
東山魁夷の「白い馬」に出てきそうな風景です。
森美術館で行われている「日本の建築展」。
本展のテーマである、日本人建築家たちが日本の伝統建築にどう影響を受け、
どう自身の仕事に表現していったのか、とても興味がありました。
写真は丹下健三の自邸を3分の1スケールで再現したものです。(現存せず)
サボア邸と桂離宮を自己解釈して設計されたものと言われています。
伝統建築も含めてそのまま真似るのではなく、
あくまで「触媒」と考え、全く新しいものを生み出しているのです。
着想のヒントは建築に限らず様々な所にちりばめられています。
何に注目し、どう理解するかで結果は変わってきます。
感覚的であり、哲学的な世界でもあります。