2018.07.25

土間のある家

デザイン道


土間は古くから日本の家に取り入れられてきました。
屋外から土足のまま入れることから土のついた野菜を置いておいたり、
何か作業をするにも便利な場所です。
駐車スペースに面していれば日々のアクセスが良く、
ロードバイクなどをディスプレイするにも最適です。

「どんぐり土間のある家」ではサンルームを土間にしました。
リビングと一体空間なので常に人が集まる場所にあります。
主役はオーナーセレクトの薪ストーブです。

さて、今度は何をしようか・・・

あえて用途を限定しないことも土間の魅力の1つです。

2018.07.18

デザインコード

デザイン道


建築は1つテーマがあると統一感が生まれやすくなります。
亀甲型の屋根が折り重なる「亀甲模様の家」では床材に亀甲タイルを採用しました。
建築のテーマがタイルに必然性を持たせています。
ゲストルームでは鏡の額も亀甲形です。

「この家はなぜ亀甲模様なのか」

そんな話題もゲストと過ごす時間を盛り上げてくれそうです。

2018.07.15

玄関から何が見える? ―ファースト・インプレッション―

デザイン道


玄関はその家の顔とも言われます。
玄関に入ってまずどんな景色が見えるのか、
大きな見せ場の1つです。

「分水嶺にたつ家」では起伏のある地面や深い森が目の前に広がります。
それを演出するのがピクチャーウィンドウ。
四季の移り変わりをダイナミックに取り込みます。

床から少し浮かせた収納の先にはスキップフロアのダイニングキッチン、
さらに先のリビングまで見通すことができます。
天井の板張りと窓の多さからでしょうか、大海原をゆく船の様にも見えます。

玄関に立った瞬間から非日常へと誘います。

2018.07.09

涼のデザイン

できごと


梅雨が明けて汗ばむ日が続きますが、
暑さの中にも視覚だけで涼を感じられるものがあります。

昼食で入ったお店では、よしず天井に金魚のオブジェが吊るされていました。
直射日光を遮っていることもありますが、やはり見た目に涼しいです。
ここに風鈴の音色が加われば、さらに体感温度は下がるでしょう。

ちなみにこの金魚、中に電球が仕込まれていて提灯になる仕組みです。
夜は涼しさとともに幻想的な雰囲気を楽しめそうです。

2018.07.06

インナーデッキ ―雨の日も晴れの日も―

その他


ウッドデッキはもう1つのリビングスペースです。
フラットで広場のような場所なので楽しみ方も自由。
バーベキューをしたり、朝食やお茶を楽しんだり、
ハンモックを吊るして読書なども至福の時ですね。

プランによっては屋根を設けることも可能です。
より室内化した「インナーデッキ」という考え方です。
一番のメリットは天気を気にすることなく楽しめるということ。
「MOLINOTH(もりのす)」では壁に大谷石を張り、
ちょっとした焚き火の出来るファイヤープレイスを設けました。

外でもない、中でもない、その中間領域で、
デッキスペースは多くの時間を過ごすことができます。

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