「WINTER GARDEN」を建築実績に公開しました。
南に森、北に絶景。
南陽を取り入れながら北向きに開く家です。
「等高線線上のアリア」を建築実績に公開しました。
急傾斜地に建つへの字プランです。
最近は薪ストーブの選択肢が多く、機種選びの楽しみが増しています。
特に海外製のものは高効率な燃焼技術や環境配慮に優れるだけでなく、
デザインの違いで炎の見え方も変わってきます。
よく聞かれるのが暖房能力についてです。
薪ストーブが主暖房であれば空間の大きさに合わせて選ぶ必要がありますが、
床暖房等により安定して部屋が暖かければ、どう炎を楽しみたいかで選んで良いと思います。
HETA(ヒタ)を代表とする鋼板製の薪ストーブは炎の立ち上がりが早く、
操作方法もシンプルなので初めての方にもおすすめです。
薪割りの道具やアクセサリーも豊富なため、
深みにはまるととことん楽しめる世界です。
JOTUL(ヨツール)/F520
JOTUL(ヨツール)/F373
HETA(ヒタ)/NORN(オーブン付)
HETA(ヒタ)/ambition
Vermont Castings(バーモントキャスティングス)/Encore
HASE(ハーゼ)/sendai135
DOVRE(ドブレ)/VINTAGE50
建物に120度や135度といった角度をつけることを「への字プラン」と呼んでいます。
自然地形に馴染みやすく、高低差も読み込めば様々な環境に適応可能です。
敷地には常に移ろい一定でない「流れ」があります。
主に日照や風、水の流れです。
への字プランは水に対して合理的に対処できます。
地中を流れる伏流水や一時的な表流水を建物の背後で受け流し、
南面の庭を湿気のない快適なものにしてくれます。
写真は窓枠の断面部分です。
乾燥により木材に隙間が空かないよう、あるいはもし空いても壁の中が見えないよう、薄い板を挟んでしっかり固定するのですが、
角度があることで難易度の高い仕事になります。
また、基礎工事でも角度の確認作業をより入念に行う必要があります。
こういった技術的な裏付けにより「への字プラン」は実現しているのです。