敷地の傾斜を生かしたり、地面(庭)との繋がりの演出のため2〜3段のスキップフロアを設けることも多いです。天井高を変えたり、ソファに座った時の囲まれ感をつくり出す効果があります。都会のマンションではなかなか叶わないリゾート地ならではの設計手法です。
空間のつながりを損なわずに感覚的に部屋を仕切り、心地よい居場所をつくります。
プロジェクトのプロセスや建築実績をご覧いただき、設計コンセプトにも共感してもらい、
土地選びの段階からご相談いただくことが増えてきました。
パッシヴデザインは、土地の環境やその敷地の地形とも折り合いをつけてデザインしていく手法です。配置計画や自然との繋がりを生む大きな開口部など、環境と建築の間の相互作用のあり方を計画していくことに注力しています。
候補の敷地の良いところ、悪いところ。
設計及び建築時の工夫や対処でカバーできるかどうか。そんなことをお伝えして選ばれた敷地がどんな特性を持っているかを共有しながら計画を進めていきます。
「ふうろの家」建築実績にて公開しました。
八ヶ岳の南麓に移住されたご家族の家です。これからゆっくり庭づくりがはじまります。
東京からの移住を検討されているご家族からお問合せをいただきました。
土地探しで軽井沢を訪れているタイミングでお会いし、2ヶ所の候補地を一緒に見させていただきました。
敷地までのアプローチ(道幅・景色・幹線道路からの距離etc)、ロケーション、広さ、金額、地勢、植生、近隣状況、漂流水・伏流水のことなど。
土地選びのポイントはさまざまあり、優先順位づけとそこでどのような暮らしをイメージされているかが重要です。
設計の流儀によって見立ても変わってきますので、建築のパートナーとして考えているところに
依頼するのがよいと思います。不安や迷いがあれば、医療と同じでセカンドオピニオンを求めるのも一つの方法と思います。
その場で建築の観点から所感をお伝えしました。
対話がとても大事です。暮らしのイメージを描きながらご家族でじっくり話し合ってみてください。
「NEWTON HOUSE」建築実績にて公開しています。