美鈴の家のオーナーから思わず笑みがこぼれるような写真が送られてきました。
都会から離れた厳しい寒さのこの地に家を建てることを逡巡されていた2年前。
雪に覆われた池の周りを話しながらご一緒に歩いたことが思い出されます。
この景色の中でぼーやたちと遊んでいるイメージが背中を押してくれたのだと思います。
細田@PDO
野草家の広岡さんが冬越しの作業でうずまきスタジオにきてくれています。
昨日、切り戻したシソ科の山野草のシモバシラ。
今朝は冷え込みました。
枯れた茎が吸い上げた水分が外気で凍りつき、茎のまわりで成長して霜柱のようになるのが、名前の由来のようです。
気温や風の状態など敷地の自然環境によって、大きさやかたちが変わります。
冬の寒い朝の楽しみの一つです。
細田@PDO
お引き渡しからちょうど1年。
経年検査で中村と美鈴の家を訪ねました。
目標だった年間100日にはわずかに及ばなかったようですが、
都内から四季を通じて様々な表情を見せてくれる高原の家へ。
ぼーやたちはお父さんお手製の網戸の入り口を通って、
自由に庭を駈けまわり、疲れたらホッとする部屋の中でお昼寝。
ぼーやたちと過ごすために建てた高原の家。
喜ぶお母さんを横目で見ながらスヤスヤ・・・
家も中村も自然と笑顔になります。
細田@PDO
土地選びの段階でお声かけいただくことも多くなりました。
そこに家が建った時に生まれる空間や
自然・地域社会とのつながりは想像しづらいことでしょう。
ひとつの解として、まだ存在しないものを予見して形にすること。
それが建築家の仕事でもあります。
「こっちか?あっちか?」
分かれ道では立ち止まることもあります。
自分にとって家族にとっての大事な時間。
わたしたちができること。
それは話を聞き、ともに感じるお手伝い。
住まい手の選択の先に、
建築ができることがあるのだと思うのです。
細田@PDO
毎週火曜日は外構整備の日。
雨続きでしばらくお休みでしたが、昨日は久しぶりに青空が広がり、朝からうずまきスタジオの庭仕事。
redくんが慣れない手つきで通路へ伸びているツル性植物をチョキチョキ。
建築と違い、動いている植物。いきもの相手なのです。
未来の姿を想像し、愛情を持って時に大胆に手を入れることも大事ですね。