武田の時代、その軍備を他国に隠すため「隠れ里」として、あえて山中に勢力を分散させた。甲府盆地を取り巻く山々など地形を巧みに資源とした英知といえる。そんな時代、津金衆と呼ばれた勇猛果敢な集団の部落が今に残る。佐久街道の「裏」ともいえる地域に独特の建築文化を築いた。この津金の古民家をめぐる。秋に予定している「津金の歴史を聞く」イベントの前調査を兼ねている。
探検日時;5月10日(木) 9時から12時 雨天決行
集合場所;9時 須玉歴史資料館駐車場(津金おいしい学校の隣)
主催;八ヶ岳南麓景観を考える会
協力;PDO建築事務所
連絡先;中村080-5171-0790
今年はどこでも春の訪れがいつもより遅いようです。新しく建て主さんになるご家族と、笛吹市の丘の上にある「三千院もみじの家」を訪ねました。もうすっかり新緑になっているものと思っていました。
大事に造り上げたこの家も、建て主さんに引き渡されたあとはすっかり足が遠のいていました。日本中の名刹から種取し、もみじを育てているこの家の建て主さんは自称もみじ博士。庭には100株のさまざまなもみじが植えてあります。
でもインテリアはご主人があまり口出しできないのか、ぬいぐるみやかわいい小物でいっぱい。楽しい家族の生活が垣間見えます。娘さんももうすぐお嫁さんに行くそうです。
庭が整ってきて、インテリアも楽しい生活が詰まっている。「三千院もみじの家」は父(私)の手から離れて、立派に育っていっていました。心なしか一回り大きくなったように見えました。
大泉図書館は別名金田一図書館とも言われています。なぜだかご存知ですか?大泉町に金田一春彦先生の別荘があるからです。どこにあるかは教えられませんけど・・・・。
そんな大泉図書館で今展示されている景観写真展は、人気の図書館だけあって来訪者は毎日とても多いようです。いらした方はほとんどこの展示をご覧になってお帰りになります。
先日パネルの誤記の修正に行ったときも、「活動家の方ですか?」などと話しかけられました。「カツドウカ?」なんですかそれ?内容が内容ですから市民活動をリードしている人と思ったのでしょう。
南麓景観を考える会の活動のほとんどは地道なものです。行政と対立関係にあるような活動家的イメージの会ではありません。むしろ行政と市民をつなぐ役割の会です。
そのようなメッセージを込めて作成したパネル展示です。どうぞご覧になりに来てください。