2015.08.31

ハウス イン ハウス

できごと

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前橋からオープンデスクにやってきたレッドくん。20歳の青年です。今夜のねぐらは?テントを用意してあげました。
  
でも夜の森は・・・・・、風の音で森が鳴くだけでなく、鹿の群れは当たり前、うり坊の兄弟、狐、狸、オコジョ・・・野生動物の闊歩。不眠の一夜となるでしょう。
  
人は安心感を得るためにはある程度こもった空間を求めます。とくに無防備になる就寝空間は、外部の気配を感じたり、天井が高かったりする気積の大きな空間では、安眠できないでしょう。
  
そんなわけなのでテントはスタジオ内の広い土間に。ハウス イン ハウス です。

2015.08.24

立ち仕事のすすめ

できごと

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この仕事はとかく座りっぱなしになりがちです。カロリー消費を多くしてご飯をおいしく、筋力の衰えにも対処、立ち仕事を奨励しています。
  
森に向かってキーボードをたたく細田。わたしはペントハウスの高窓から八衛門湧水を見おろしながらドローイング。おやじたちは立ち仕事。

2015.08.22

おだまきのたねまき

森づくり

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高原では毎年お盆も明けると、秋が到来します。今年も雨がちの天気が続きます。朝晩は寒いほどになりました。
  
野草家の広岡さんからは、お盆過ぎたら種蒔きしてね、と言われていたオダマキ。もともとスタジオ敷地内に自生していたものです。環境適合は申し分なし。
  
タネ取りした細田自身が渾身の種蒔きです。うれしそうです。ひーさんも参加!

2015.07.16

野草の森づくり 開始!

森づくり

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かつて丘状だった森を、泉ライン開通のために削り取ってしまった土地。PDOの八ヶ岳スタジオはそんなところに建っています。
  
宮脇昭先生の混生密植方式のポット苗1000本スペースと、野草の森づくりスペース、収穫の森スペース(畑です)、にゾーニング計画された外構構想。
  
今日から、いよいよ野草の森スペース整備の開始です。多くの野草のガーデンづくりに携わってきた、広岡さんと平井さんの指導のもと、PDOは森づくり体験をします。
  
まずは、スペースにはびこった雑草すべてを抜きます。すぎな、イタドリ、タンポポ、ふき、ヨモギ、ススキ・・・、獰猛な雑草群がはびこっています。実に地道な作業です。

2015.06.30

ブナの森 八ヶ岳南麓で発見!

森づくり

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「分水嶺にたつ家」のオーナーは、ご主人が動物医療生態、奥様が植物生態を専攻しているという最強のご夫妻です。「ブナの親樹を見つけた・・・」そうさりげなく情報がもたらされたのはつい最近のことでした。敷地周辺にブナの若木は発見していましたから、そう遠くないところに親樹があると予想はたてていたのです。
  
21年前に私が八ヶ岳に移住してから、まず初めにやったことは、潜在植生の森を見つけることでした。学術的に八ヶ岳南麓は「ブナ、ウラジロを主体とした混交林」と言うことになっているにもかかわらず、どこにもブナが無いことに疑問を持っていました。
  
先の大戦での燃料確保で伐採された?小海線蒸気機関の火の粉が原因の大規模山火事で焼失?そもそも建築材としては無用の樹(?)なので皆伐された?理由はよくわかっていませんがブナは一見現存していないのです。それでも急峻な谷あい地形では残存の可能性ありと踏んで、21年前に単独で調査した経緯があります。
  
今回発見されたブナの森はそんな単独調査で「ブナ確認されず」と判断されたエリアでした。なんて恥ずかしいこと。私の目は節穴だったということです。しかも、私の自宅から徒歩圏!
  
目通りの直径で1メートルはあろうかと思われる、ブナは幹にボコボコといくつものこぶがあり、樹齢数百年はありそうです。形成に一千年かかるといわれるブナの森。この森の植生調査には時間がかかっても、やりとおす価値があると思います。

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