研修をコーディネートしているK社のこの時期に開催される建築マテリアルフェア。寒冷地用建材から設備機器まで、一堂に最新情報が展示されます。
新省エネ法施行に先立ち、各社しのぎを削ったアピールがあります。北国を手本にすればPDOのフィールドで応用が利くのです。
細田がしつこく寒冷地用エアコンのメーカー担当者を質問攻めにしています。ダイキン、三菱、コロナ・・・、各社の特色がその場で比較できます。
この研修の楽しみなところは、普段は好敵手となるはずの同業者の皆さんと気さくに交流ができることです。
昼間はさまざまに独自性を発揮した、北国のビルダーさんの仕事ぶりの視察。夜は交流会となります。参加している方々は皆、会社を代表して参加しています。要するに意思決定者ですね。
以前より仕事ぶりに注目していたWホームさん。PDOと活動エリアが重複します。でも話を深めてみますとどうやらお互いの良いところを持ち寄り、新たな展開ができそう・・・。
名付けて「Mプロジェクト」。一夜明けてモーニングコーヒーをいただきながら、レースペーパーに具体的イメージをスケッチしてみました。
高気密高断熱換気、快適な室内環境を実現する重要な3要素について、真摯に取り組み実践している北海道のビルダー(工務店)さん方。今年もK社のコーディネートで長野、山梨、新潟から7ビルダーが参加です。PDOも毎年参加で建築視察研修を行っています。
今年は北海道でも雪がない・・・、と言う事で油断しておりましたら、こともあろうに到着のこの日、この冬一番の暴風雪となりました。
滑走路に降り立ったときは乾いていたのです。その直後、極端な降雪が突如として来ました。3日間の研修が思いやられます。
軽井沢通いで必ず通過する野辺山高原。山暮らし20年の中で初めての冬景色体験をいたしました。霧氷でも、エビのしっぽでもない、「雨氷」です。寒暖の差が大きい異常気象のこの冬だからこそ現われた現象です。樹の葉や枝に付着した水分が溶けて凍結したままになっています。それが陽に照らされてシルバーにきらきらと輝いています。
まるで昼間なのにイルミネーションの中にいるような幻想的な風景です。
この感動、興奮をなんとか写真におさめようと、たくさんシャッターを押しました。ですが、きらきらイルミネーションがまったく移り込んでいません。
残念です。実際見に来ていただくしかないようです。