2015.04.13

藁入りモルタル仕上げ

デザイン道

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古民家の三和土(たたき)の土間は外部環境と内部生活との中間領域です。外であり内でもある。日本独自の美意識でしょう。
  
土を何度も付き固めた三和土。石灰と石膏が主成分のセメントに砂を混ぜて水で捏ねたものがモルタルです。現代版の三和土をこれで表現します。乾燥割れ防止にワラスサをたっぷりと混ぜ、仕上げにワラスサを撒きながら木鏝で均します。
  
藁を建築に用いると、なんとも言えない郷愁が漂います。農耕民族としての奥深いところの感覚に触れるからなのでしょうか・・・・。

2015.04.08

ものづくりの現場

できごと

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PDOと深く親交のある家具デザイナーの林秀行氏。新宿OZONEにあるにっぽんフォルムでは、彼のデザインした家具アグラスツール、座椅子など)が日本人の暮らしに馴染む家具としても紹介されています。
  
そんな林氏からこの春、ビールグラスやワイングラスなど、ガラスに限定した新作を8タイプ商品化するとの連絡がありました。
  
Web上でそれぞれのコンセプトや試作品などを見ることが出来ます。興味のある方はぜひご覧になって下さい。
  
林秀行デザイン事務所(Information)

2015.04.07

谷底にて

森づくり

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PDOの森に隣接する谷底の森を探検しました。まだ倒れてさほど時間が経っていない、くるみの巨木を発見しました。
  
なるほど・・・。渓流沿いで地下水位が高いせいでしょう。横根ばかりで直根が全く発達していません。倒れてしまうわけです。

2015.04.04

うれしはずかし

できごと

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真剣な面持ちで建物模型をつくるひろよさん。カメラを向けると恥ずかしがって顔を隠してしまいました。
  
オーナーご家族の暮らしをイメージし、脇目も振らず一生懸命に模型をつくる姿を撮ってあげようと思ったのに。

2015.04.02

+αの演出

できごと

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昨日、お引渡しとなった空にひらく三枚屋根の家。壁に張ったスクラッチタイルが重厚な表情を見せています。
  
光源はカーテンボックスを兼ねた幕板の中。照明はアッパーライトとなりタイルを照らします。
  
同時に天井も照らされ、部屋全体に程良い明るさを得ています。
  
幕板にはアルミのスリットを設けました。下方向に抜ける光を演出します。

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