2015.05.28

草花を楽しむ

できごと

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モーエンセンと語る家では園芸家の広岡芙美恵さんの仕事が始まっています。
  
バーク堆肥でエリア分けされたいくつかのマウンドに日本の多年草が植えられています。小路を設けて庭全体を回遊できる計画です。
  
草花の配置は一見無造作に見えますが、日照条件の違いや地面の傾斜具合などが考慮されています。
    
広岡さん曰く「1ヶ月くらいで様子が変わりますよ」とのこと。
  
本格的な夏を迎える前に、変化を見ることができそうです。

2015.05.23

レンジャー

できごと

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野鳥視察の窓のそばにバードバスを置いてみました。
  
置いたはいいものの流れのない水場にはやはりボウフラが湧いてしまいます。
  
対策としてピカピカの10円玉を入れるなどあるそうですが、せっかくなのでメダカにしました。
  
「メダカレンジャー達よ、バードバスを救っておくれ!」と、送りだしたのですがカチンと固まったまま動きません。
  
敵が強すぎたのか、と不安がよぎりましたがどうやら水温差が原因のようです。1日経った今では元気に泳いでいます。
  
これでひとまずバードバスの平和は守られました。
  
ただ、少し心配なのは鳥たちに食べられないかどうかです。

2015.05.23

野草の丘創り ペール&ペースト作戦

森づくり

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PDOの森創造の一環として、敷地内に造成した丘を野草で覆うというプロジェクトがあります。かつて道路だった土地は全く養分がありません。どうやって豊かな野草園に出来るのか。
  
ここでの自然植生は?様々なシダ類、笹、ギボシ、おかわさび、ヨモギ、カンゾウ・・・物凄い種類があります。ポット苗など必要ありません。すぐ隣にある自然植生の地被を剥して貼りつける「ペール&ペースト」作戦を思いつきました。
  
植物は群生する習性をもっています。単独種で存在はしていません。豊かな自然景観を人為的に創るのはとても難しいことです。とにかくお手本はすぐ隣にある自然植生の姿。「自然から学ぶ」FLライトの教えです。
  
貼り付けられたところだけ妙に豊かです。自然景観になるにはいったいどれだけかかるでしょう。

2015.05.22

表流水を受け流す

できごと

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空にひらく三枚屋根の家。周囲の緑にすっかり溶け込んでいます。
  
オーナーの暮らしも落ち着いたところで予定していた外構工事スタートです。まずは道路境界沿いに浅間石を積んでいきます。
  
設計の初期段階から懸念していたのが道路に流れる雨水が敷地内に浸入することでした。浅間石を積むことで雨水が川の様に流れても道下へと受け流すことができます。
  
南側の明るい庭とは違った北側のウェットな庭。2つの表情を楽しめるのもこの家の特徴です。庭づくりでもこの違いを出していければと思います。

2015.05.20

家具の三橋さん

できごと

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ご連絡をいただき「隠れ谷にある家」を久しぶりに訪れました。余っていたソファーのクッションを使い、オットマンを造れないかとのご相談です。そういうことであれば、造作家具や木製建具を造ってもらった三橋さんの出番です。
  
現場で採寸しながらご要望をお聞きし、スケッチを描きながらの確認作業。お見積りを見ていただいて、Goサインが出れば製作に入ります。

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