2015.08.07

森の中の建築作法

デザイン道

1
黒橋鳥かごの家の外観です。緑に映える板張りが印象的です。
  
板張りの継ぎ目には「目押し縁(めおしぶち)」と呼ばれる角材を留めています。
  
目押し縁は木材の反りや伸縮を上から押さえ、意匠的にも壁面の表情を豊かにしてくれます。
   
塗装色は樹皮の色に着想を得て調合したオリジナル色。木目まできれいに見える色合いです。
  
森の中で建築を作り続けてきたPDOならではの建築作法です。

2015.08.03

八ヶ岳で土地探し

できごと

17
土地購入の段階でお声掛けいただくことも、最近多くなっています。候補地をご一緒に見て所感をお伝えしたり、土地探しのアドバイスをさせていただいています。
  
「購入した土地を見れば、オーナーが家に求めるものがわかる」そんな話を中村はよくします。暮らしのイメージに即した敷地を自然と探すものですし、自分では気づかなくても潜在的に求めていることが土地探しの判断基準になっているのです。
  
その土地を訪れた時に感じた気持ちのよさ、何かわからない違和感。身体が反応した、その原因を丁寧に探りたいものです。
  
環境 × オーナーのご要望 × 建築家 = PDOの家
  
敷地の環境で家のコンセプトの方向性はある程度見えてきます。だからこそ、土地選びは大事なのです。
  
迷いがある、何となくしっくりこない。こういう時はPDOのスタジオを訪ねてみてください。対話から見えてくることがきっとあると思います。

2015.08.01

車路の計画

できごと

4
道路からガレージまでの車路の計画は寒冷地において重要なポイントの1つです。
  
距離や勾配、意匠的なことから良く使われるのが砕石、石、枕木、コンクリートなどですが、空にひらく三枚屋根の家では、透水性のアスファルト舗装を採用しました。
  
アスファルトと聞くと道路をイメージしますが、それとは違い公園の歩道などで使われているような粒度の粗い舗装材です。
  
雨が降ると水は直接地面に浸透していきます。水たまりができないので冬場のスリップの心配が減り、雪かきの際も土を拾うことがありません。
  
見た目にも浅間石との相性が良く、庭の緑を引き立ててくれます。

2015.07.30

続・野草の森づくり

森づくり

16
24
3
本日も朝から野草の森の整備です。前回の作業で雑草を抜いたエリアに土壌改良材であるバーク堆肥を敷き詰めます。
  
土中の保肥性、保水性、通気性などに効果があります。その量20m3。大型トラック1台分です。ネコとみのなどの道具を使い、人海戦術で頑張りました。
  
夕方にはなんとか敷き詰めを完了。次回はいよいよ野草を植えていきます。
  

2015.07.27

収穫の夏

畑仕事

15
慣れないクワをもち、開墾をはじめたのはちょうど3ヶ月前のこと。本を片手に土づくりから頑張ってきました。
  
土に触れ、植物と対話することはとても大事です。相手(野菜)が持っている力を引き出してあげるため、ひとが少しだけ力を貸すこと。
  
手をかけすぎて、あれこれいじくりまわしてしまうのもよくないようです。
  
23
水と土、そして太陽の恵みで、立派なジャガイモが収穫できました。

1...8586878889...158