2015.11.19

遊べるフード

デザイン道

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施工中の家にドックトロットがあります。
  
建屋と建屋のすきまをウッドデッキにして、そこに架け橋のように屋根でつなげて出来る半外空間、それをドックトロットといいます。北欧の山荘などに多く見られる、伝統的な様式の一つです。犬をつないでおくには都合の良い空間、と言う意味でしょうか。
  
そんなドックトロットにファイヤーサイトを設けました。壁、炉台を大谷石にします。煙抜きに開閉天窓。さて、炎の立ち上がりを受け止めるフードのデザインはどうしようか?折角ですから火で色々遊べるようにしておきたいものです。
  
ダッチオーブンをぶら下げられるように、岩魚やソーセージなんか遠火で炙れると楽しそう。フードにアツアツのダッチオーブンを載せられるときっと便利でしょう。角が出ているとぶつけたとき危ない・・・・。
  
おもしろい絵にまとまりました。

2015.11.18

ひーさん、リサイタル?

できごと

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羊歯の森にある家にグランドピアノが入りました。空間に重心をつくってくれます。
  
ピアノが入り、建物がより豊かになったように感じます。自然とつながるこの空間で、子供たちがピアノを弾く風景が目に浮かびます。

2015.11.16

マッチ箱デザイン

できごと

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追分宿で出店しているタイル屋さんが油やのマッチ箱をデザインしてくれました。
  
油やが旅館だったころのイメージです。ストラップが付いてレトロな雰囲気が出ています。

2015.11.14

つながる色

できごと

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建物の色を決める際、PDOが大切にしているのは環境との連続性です。
  
オーナーにおすすめしているのは周辺樹木や敷地の土など、そのエリアにあるものとの色合わせです。環境に馴染ませ、風景の一部になるための一助になればと考えています。
  
先日、お引渡しから8年程経ったオーナー宅を訪ねました。


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何かの巣のような・・・
  
おそらくここの土で作られたものでしょう。外壁の色と良く似ています。
  
建築がこの土地に馴染んでいる、改めてそう感じた瞬間でした。

2015.11.10

ダイニングソファ

できごと

3
限られた広さのLDK。ダイニングセットにサイドボード、ソファも欲しいが全て置いてしまうと部屋が狭くなってしまう・・・
  
そんな声からダイニングチェアをソファと兼ねるスタイルが生まれました。「ダイニングソファ」という考え方です。
  
ソファがなくなることで空間にゆとりが生まれ、部屋をより広く使うことができます。
  
ちなみにこのテーブル、人が出入りしやすいように天板だけが斜め45°にスライドします。デザイナーの安積伸さんが考案した特許品です。
  
現代のニーズを捉えたプロダクトデザインですね。

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