原村の別荘地に土地を求められたオーナーから建築のご相談をいただいています。
いつものよう敷地に立ち、その環境に浮かび上がる建物のかたちを確認します。
視線の抜け、土地の傾斜、表流水の痕跡。様々な情報を受け止め、その場に相応しいかたちをイメージします。
敷地との出会いからはじまり、たくさんのプロセスを経て、家づくりは進んでいきます。
積み重ねる丁寧なプロセス。そのこだわりが建物の厚みに影響してきます。
「東京デザイナーズウィーク」は今年から「東京デザインウィーク」に名を改め、11月3日まで東京都内の至る所でイベントや展示を行っています。
早速「アレキサンダー・ジラード展」に行ってきました。アレキサンダー・ジラードはハーマンミラー社のテキスタイル部門で活躍したデザイナーです。
大胆な色使いや素材、パターンの多さが特徴で、そのデザインは見る人の気持ちも明るくしてくれます。
会場にはイームズやジョージ・ネルソンがデザインした家具に、ジラードデザインのファブリックが張られ、1点ものの限定商品として販売されていました。同じミッドセンチュリーの家具だけでなく、現代のモダンな家具や北欧家具との相性も良さそうです。
伝統的なモチーフやシンプルな図柄を扱っているからか、どれだけ時間が経っても色あせない魅力があります。
気づいたらPDOの森のひとすみに見覚えのない植物が育っていました。
図鑑片手に「あ~でもない。こ~でもない。」と調べた結果、どうやらスイカです。
覚えがあるのは暑いさなかに外構整備の休憩でスイカバー(アイス)を食べたくらい。さすがにチョコの種で発芽は…。とても不思議なことです。
豆粒ほどの実は徐々にスイカらしくなっていきます。それでも秋はきました。「もう寒いので勘弁してください」と、意思表示をするように葉が枯れ始めました。
そんなわけで収穫です。
小さくてもいっちょまえにスイカはスイカ。包丁でのスイカ割りを厳かに済ませ、今年最後の夏をかみしめたのでした。
これもなにかのご縁。種を「ぷぷぷっー!」とたくさん蒔いておきました。さぁ、つぎの夏にはみんなでスイカ割り大会です!
蓼科湖の近くに土地を求められたオーナー。建築のご相談をいただき、再び敷地を訪れました。
中村はファーストインプレッションを大事にしています。そして具体的な設計作業の前には再び敷地に赴き、環境が発する声を聴き取ります。
自然の在り方に対して、敬虔な眼差しを持ち、静かに対話を重ねる。
前夜からの雨も上がり、南アルプス連峰が望める素晴らしい敷地。よい建築が生まれることでしょう。
SONYから発売されたこのLED電球、何と内部にスピーカーが組み込まれています。
音楽はスマートホンやタブレットからBluetoothで再生。これまでにない体験です。
E26口金なので今ある電球と取り換えても使えます。キッチンで料理をしながら、書斎で本を読みながら、様々な照明器具が音源となることでしょう。
SHARPからは去年、プラズマクラスター付のLED電球が発売されました。このSONYのLED電球スピーカーは、私たちの生活を変え、将来の定番となるでしょうか。