2015.12.20

機構をデザインする

できごと

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家具のショールームを見学しながら、ふと気になった壁掛けTV。洗練されたデザインはB&O(バング&オルフセン)の製品でした。
  
しばらく眺めていると店員さんが、「首振りも出来るんですよ」と見せてくれました。

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何というシンプルな機構!
  
脇のフレームが取手になり、見たい角度までスマートに動かせます。ありそうでなかったデザインではないでしょうか。
  
気になるお値段ですが、32型が26万円、40型が35万円程。色はブラックとホワイトの2色です。

2015.12.19

願いは同じ

できごと

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手作りのクリスマスリースをいただきました。さっそくスタジオの玄関に飾ります。
 
クリスマスリースには日本のしめ飾りと同じ意味合いがあるそうです。魔除け・豊作祈願・幸福。たとえばリースの松ぼっくりは豊作祈願。これはしめ飾りでいうとしめ縄部分になります。国や宗教は違えど、願うことは皆同じというわけです。
 
さぁ、スタジオもおめかしされたことですのであとは白いひげのおじさんを待つだけです。

2015.12.14

プレゼント

できごと

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本格的な冬になりつつあり朝方は気温が氷点下まで落ち込むようになりました。
 
羊歯の森にある家に様子を伺いにいった所、家の隣に薪小屋が建っていました。どうやらお父様の手作りでプロが作ったような出来栄えです。
 
外構計画も色々と練っているそうで春先が楽しみです。

2015.12.11

変化を楽しむ

デザイン道

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ブックカフェの家では西日が室内に入り過ぎないように庇を大きく張り出してデザインしています。庇の裏、軒天井は杉板張りです。木材保護のためにスタジオの外壁にも塗られているタンニン成分を主とした水性の塗料を採用しました。
  
塗った直後はあまり変化はみられません。時を重ねるごとにじ~っくりと落ち着きのある味わい深い色へと変わっていきます。
  
この経年変化を身近で体感できるのはオーナーの特権の1つではないでしょうか。

2015.12.06

敷地客観から直感へ

デザイン道

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ご主人は雑木林の中での環境との一体感、奥様は富士山、甲斐駒などの眺望を重視。そんなご要望を持つ、オーナーご夫妻からの建築相談を受け、さっそく中村と敷地を訪れました。
  
敷地に赴き、まずは鳥瞰的にエリアの地勢、脈、レイラインを読む事前調査から始まり、法規制を踏まえて土地の制約条件などを整理します。
  
現地では、遠景・中景・近景と、環境との関係性を探求しながら、植生や動物の気配、光や風の抜け方、見えない地面の中のことなど、様々な要素を丁寧に読み込んでいきます。
  
家と環境との対話、オーナー家族の暮らしをイメージし、その場に存在されるべき、家のかたちをスケッチする。
  
客観視と直感視を同時に行い、持ち帰らないことが大事なのです。
  

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