2016.02.16

PDOスペックドローイング―基礎―

デザイン道

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家の耐久性に最もかかわるのが基礎です。
 
5ポイントにおける地盤調査を根拠として最終的に設計されます。絶対に凍土とならない深さまで掘り、築く必要があります。根入れ、と言います。
 
強固な地盤であれば「布基礎」構造です。また、地中の湿気を家に入れてしまわないように、全面の防湿コンクリートの施工は必須です。
 
周辺状況、試掘などをし、伏流水を排除する暗渠排水工事もすることもあります。
 
最近では多くの工事店で基礎断熱をするようになりました。基礎の外面に施すのはコスト、性能にメリットはあっても蟻の営巣を防ぐため、絶対にやってはいけないことです。

2016.02.13

渋谷の大自然

できごと

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新しくお声掛けいただいたご夫妻を訪ねました。渋谷駅は祝日と言う事もあり、多様な人の雑踏の渦でした。そこをほんの10分も抜けるところにある、金王八幡宮。むやみに触れてはいけない「気」の存在感を感じました。
 
職業柄といいましょうか、場の発する「気」について常日頃から感情をひらいています。すごいものを感じました。
 
幹が空洞化してしまった椎の木。私の見立てでは樹齢500年はあるでしょうか。裏に回ると「場」がありました。今日は手向ける花の一輪も持ち合わせていません。
 
雑踏の渦と全く違う次元の時間がここには流れていたのでした。

2016.02.12

敷地で感じとる

デザイン道

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二地域居住を検討されはじめ、ご連絡くださったご夫妻。お会いする前日に、中村とまだ雪の残る敷地を訪れました。
 
この地に住まいを建築する理由。自然環境が求めているもの。それと感じ取った上で、未来の住まい手からのご要望をお聴きする。
 
設計提案をさせていただく前の大事なプロセスです。

2016.02.11

螺旋~自然界に現れるかたち

デザイン道

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訪れた小さな川沿いにある敷地。未来の住まい手がこの場所を選んだ訳を少しだけ感じることができた。
 
あたり前だけど、不自然ではない。その環境の中で、流れが妨げられないように、現れたかたちだから。
 
そのデザイン(かたち)に流れているもの。流れが通過してできた、道筋としてのかたち。
 
自然から学ぶ。これもPDO流。

2016.02.06

ただいま検討中

デザイン道

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雲隠れの家では一つの空間に3色のクロスが登場します。候補にあがったクロスは並べてみると馴染みも良いです。
 
でもやはりちょっと心配。インテリアパースにクロスを貼り付けて検討しました。でも、これだけではとても判断しきれません。
 
実際に空間で見ないとだめですね。候補にあがっている数枚のクロスたちを天井にとめスタッフで眺めます。
 
不思議なことに実際に天井へ貼って眺めてみると『あれ?』と思うほど印象が違って見えます。距離だけではなく、昼には強く感じなかった色味が夜になると強くでてきたりなど、印象が変わってくる場合もあります。
 
じっくりとながめおおよその的が絞れたところで、オーナーにも検討いただくことにします。

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