2016.02.26

都会で咲く、マンサク

できごと

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早春に咲く、落葉小高木のマンサク。沖縄を除く、日本各地の山野が生息域のようです。
 
新宿で見かけたこのマンサク、しっかり葉を残しています。ところ変われば、その姿も変わる。違うことが自然なのだと思います。

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うずまきスタジオのマンサク、少し寒そうに咲き始めています。

2016.02.25

光あんどん廊下

デザイン道

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古い画像を整理していましたら面白い過去実績を見つけました。
 
他人事のように言うのも変ですが、なかなか挑戦的なデザインです。リビングの吹き抜け空間の空中を貫く、渡り廊下の床は目透しのあるすのこで、その下に照明が仕込んである。リビングからはそれが見えないように障子を天井としてはめている。
 
なかなか良いじゃないですか。ただ、多分に改良の余地あり。
 
もう12年ほど前の仕事ですね。納得のできないことがあったのでしょう。真面目に写真画像を残していません。
 
機会、条件が合えば、また再挑戦したいデザインです。

2016.02.23

PDOスペックドローイング―床―

デザイン道

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床の造り方は、歩き心地、肌さわり、直接にかかわります。木組みした床は歩行疲れもなく、また、転倒した時などもやさしいですね。
 
そうした、住まい手の生活を受け止める重要な要素であると同時に、単に上からの重さを支えるだけでなく、地震の際の建物自体のゆがみを防ぐ働きも担います。ここでも分厚い合板を規定通りに用いて細材を用いずに太材のみで木組みする「剛床」構造とします。
 
一階床は、「底冷え」など決してないように基礎断熱工法とします。基礎の中は室内と同じ環境です。水やお湯の配管が凍ってしまうこともありません。別荘維持の難点、「水抜き通水」を不要とします。

2016.02.20

形から見えること

デザイン道

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SnowBell Houseの敷地で見つけた切り株。面白いかたちに惹かれて、近寄ってみると、はっきりと年輪が見える。
 
ざっと数えて樹齢40年くらい。新オーナーご夫妻が受け継いだ、この土地の履歴でもある。
 
当時の気候、敷地内への陽の差し方。周辺の樹木たちとの関係。そんなことに思いを巡らすことも敷地に足を運ぶ、楽しみの一つ。
 
大きなデザイン。そこに流れているものと環境が自然なデザインをつくっていく。

2016.02.18

堅牢な軒天井

デザイン道

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キツツキはどうして軒天井をつつくのでしょう?別荘オーナーの悩みです。常時人が暮らしていれば、あの特有のドリル音がすれば、窓を開けて「こらぁあー!」と叱れば、「ゴメンナサーイ」といって逃げていきます。数回繰り返していれば「あの家は怖い」とキツツキも覚えますからもう来なくなります。
 
問題は週末住宅です。ことに八ヶ岳西麓は被害が多いです。気に入られればやられ放題。修理しにくい軒天井は特に困ります。
 
最近では「どうにかならないか?」と相談されることが多くなりました。多少優美さはなくなりますが、屋根と同材のガルバリューム鋼板を張ることもします。とても堅牢な仕上がりとなります。

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