早春に咲く、落葉小高木のマンサク。沖縄を除く、日本各地の山野が生息域のようです。
新宿で見かけたこのマンサク、しっかり葉を残しています。ところ変われば、その姿も変わる。違うことが自然なのだと思います。
うずまきスタジオのマンサク、少し寒そうに咲き始めています。
床の造り方は、歩き心地、肌さわり、直接にかかわります。木組みした床は歩行疲れもなく、また、転倒した時などもやさしいですね。
そうした、住まい手の生活を受け止める重要な要素であると同時に、単に上からの重さを支えるだけでなく、地震の際の建物自体のゆがみを防ぐ働きも担います。ここでも分厚い合板を規定通りに用いて細材を用いずに太材のみで木組みする「剛床」構造とします。
一階床は、「底冷え」など決してないように基礎断熱工法とします。基礎の中は室内と同じ環境です。水やお湯の配管が凍ってしまうこともありません。別荘維持の難点、「水抜き通水」を不要とします。
キツツキはどうして軒天井をつつくのでしょう?別荘オーナーの悩みです。常時人が暮らしていれば、あの特有のドリル音がすれば、窓を開けて「こらぁあー!」と叱れば、「ゴメンナサーイ」といって逃げていきます。数回繰り返していれば「あの家は怖い」とキツツキも覚えますからもう来なくなります。
問題は週末住宅です。ことに八ヶ岳西麓は被害が多いです。気に入られればやられ放題。修理しにくい軒天井は特に困ります。
最近では「どうにかならないか?」と相談されることが多くなりました。多少優美さはなくなりますが、屋根と同材のガルバリューム鋼板を張ることもします。とても堅牢な仕上がりとなります。