2016.01.27

できごと

28f59e903d8b3058d6ab01e5a114c09c
見事なガラス工芸です。19世紀末芸術、アールヌーボーでは動植物の有機的な姿をモチーフにさまざまな技法が駆使されました。
 
さて、この作品は我が家ヘムロックヒルの年に数回しか見ることのできない氷の華です。山への移住前に設計された20年前の家では、窓はオールシングルガラスです。そのおかげで氷点下10度ともなる真冬の朝、浴室の窓にこの華は咲きます。
 
今日が休日ならばこの華がはかなく消えていくさまを鑑賞しながら朝風呂を楽しんだところです。

2016.01.25

春が待ち遠しい

森づくり

1-11-e1453682387554
八ヶ岳スタジオは「うずまきスタジオ」と命名されました。DNA2重らせん始め、自然界の成り立ちはうずまきに満ちています。
 
うずまきスタジオの鳥瞰図をドローイングしました。スタジオ周辺は湧水や清流、野草の群生地、千年樹齢のトチなど生命感に満ち溢れています。
 
これまでも徐々に整備してきていますがこの春からいよいよ野草家の広岡芙美恵氏の指導のもと野草の丘の整備も本格化します。
 
潜在植生の森創りも成果が目に見えてきました。春が待ち遠しいです。

2016.01.21

空間検討のプロセス

デザイン道

90533aa8e1570528fe7307ee16f72093-e1453509610947
平面図、断面図がおおよそ決まった時点で、3D検討に移ります。
 
木構造を空間に露出することで力強さや合理性を表現します。なので架構計画も同時にすることになります。
 
軒天井、天井の高さや形、視線の先にある窓の位置、大きさ、仕上げ素材選択など、3次元でデザインをします。
 
それを再び2次元図(平面、立面、断面)に反映させていきます。
 
オーナーへの図面説明も容易です。特に訓練を受けているわけもないでしょうから、2次元図面を見て空間をイメージすることは無理です。3D図はとても有効なデザイン意図説明ツールでもあります。

2016.01.20

立体的平面図 

デザイン道

1-9
2-2
「家の中は段差なしで」とご要望されるオーナーは多いです。時代はバリアーフリーです。
  
それでも自然環境豊かな高原地では、多くの場合土地は傾斜していますからそれに沿うように床をスキップさせたり、基礎工事のコスト合理性を高めるためにも、段差をうまくデザインすることも多いのです。

トイレ、浴室などの水回りと寝室のとの経路の途中に段差などがあるのは危険です。一方で、キッチン・ダイニング・リビングなど、明るい昼間に活発に動き回る空間では、むしろ足腰を弱らせてしまわないように、感覚を鈍らせてしまわないように、危険ではない範囲で床がスキップ状になっていたりするのも良し、とするご要望も多くいただきます。
  
地面との連続性がほしいとの要望をいただきました。土間リビングのある家を計画しました。キッチンからもリビング越しに庭が見たい。室内が庭とつながっていく棚田状の空間構成と、水回りと寝室は段差なく安全な経路であることを、うまくプレゼンテーションするために 「立体的平面図」を作りました。平面図を厚紙に貼り付けて切り抜いただけ・・・10分で完成。説明効果抜群です。

2016.01.18

雪かきの腕がなる

できごと

1-8
八ヶ岳や軽井沢の高原地は太平洋側気候ですから、例年それほど多くの積雪はありません。それでも今年は全くないことに物足りない冬を過ごしていました。
  
夕べから予報通りの雪になりました。今朝の時点で標高1100mのわがヘムロックヒル(家の名前です)で積雪30センチといったところでしょうか。実にわくわくいたします。今はふわふわですから多少圧雪する明日の方が雪かきは効率よいでしょうね。
  
スタジオまでは今日は行けません。ゆっくりとデザインの構想でも練ることにします。

1...7071727374...156