2016.02.29

北方建築研修1 暴風雪

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高気密高断熱換気、快適な室内環境を実現する重要な3要素について、真摯に取り組み実践している北海道のビルダー(工務店)さん方。今年もK社のコーディネートで長野、山梨、新潟から7ビルダーが参加です。PDOも毎年参加で建築視察研修を行っています。
 
今年は北海道でも雪がない・・・、と言う事で油断しておりましたら、こともあろうに到着のこの日、この冬一番の暴風雪となりました。
 
滑走路に降り立ったときは乾いていたのです。その直後、極端な降雪が突如として来ました。3日間の研修が思いやられます。

2016.02.26

雨氷

できごと

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軽井沢通いで必ず通過する野辺山高原。山暮らし20年の中で初めての冬景色体験をいたしました。霧氷でも、エビのしっぽでもない、「雨氷」です。寒暖の差が大きい異常気象のこの冬だからこそ現われた現象です。樹の葉や枝に付着した水分が溶けて凍結したままになっています。それが陽に照らされてシルバーにきらきらと輝いています。
 
まるで昼間なのにイルミネーションの中にいるような幻想的な風景です。
 
この感動、興奮をなんとか写真におさめようと、たくさんシャッターを押しました。ですが、きらきらイルミネーションがまったく移り込んでいません。
 
残念です。実際見に来ていただくしかないようです。

2016.02.26

都会で咲く、マンサク

できごと

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早春に咲く、落葉小高木のマンサク。沖縄を除く、日本各地の山野が生息域のようです。
 
新宿で見かけたこのマンサク、しっかり葉を残しています。ところ変われば、その姿も変わる。違うことが自然なのだと思います。

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うずまきスタジオのマンサク、少し寒そうに咲き始めています。

2016.02.25

光あんどん廊下

デザイン道

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古い画像を整理していましたら面白い過去実績を見つけました。
 
他人事のように言うのも変ですが、なかなか挑戦的なデザインです。リビングの吹き抜け空間の空中を貫く、渡り廊下の床は目透しのあるすのこで、その下に照明が仕込んである。リビングからはそれが見えないように障子を天井としてはめている。
 
なかなか良いじゃないですか。ただ、多分に改良の余地あり。
 
もう12年ほど前の仕事ですね。納得のできないことがあったのでしょう。真面目に写真画像を残していません。
 
機会、条件が合えば、また再挑戦したいデザインです。

2016.02.23

PDOスペックドローイング―床―

デザイン道

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床の造り方は、歩き心地、肌さわり、直接にかかわります。木組みした床は歩行疲れもなく、また、転倒した時などもやさしいですね。
 
そうした、住まい手の生活を受け止める重要な要素であると同時に、単に上からの重さを支えるだけでなく、地震の際の建物自体のゆがみを防ぐ働きも担います。ここでも分厚い合板を規定通りに用いて細材を用いずに太材のみで木組みする「剛床」構造とします。
 
一階床は、「底冷え」など決してないように基礎断熱工法とします。基礎の中は室内と同じ環境です。水やお湯の配管が凍ってしまうこともありません。別荘維持の難点、「水抜き通水」を不要とします。

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