羊歯の森の家のオーナーから庭づくりの相談のお電話をいただきました。写真に写っているエントランス前のフジザクラなどは近くに住むお父さんの手による仕事です。
訪ねた時のお父さんの一言。「前の道を通る車が止まって、しばらく眺めていくんだよ。 中途半端な仕事はできないよ!」
完成した住まいは庭と一体になって、地域の風景の一部をつくっていくのだと思います。
境界線を超えて行ったり来たりするデザイン。その地の環境とオーナーの想い、そしてPDOの流儀が合わさり、楽しみな庭づくりが始まります。
細田@PDO
桜が満開の都内から打合せで軽井沢へ。一ヶ月くらい季節は違うでしょうか?少し空いた時間を利用して、近くの薪ストーブのお店を訪れました。
こちらではまだまだストーブライフが楽しめます。我が家にも欲しいと思っていた、staubの鍋もたくさん並んでいます。
そして、薪ストーブ。スマートな佇まいながら力強く暖める、デンマークのワム3630。
オプションでオーブンを取り付けられるワムクラシック4。
コンパクトで比較的安価ながらグリルをのせて料理を楽しめる天板の広いカナダのドロレデコ。
シンプルで小ぶりなドイツのアイアンドックNo.01。
薪ストーブライフ、ゆっくり楽しめる時間が必要ですね。
現場に参りましたらいつもいるはずの若手の基礎職人の姿がありません。親方ひとり。「今年は御柱。そっちにかかりっきりだよ・・・」山から伐りだされた御柱が農業大学のところで鎮座している、というので早速kigくんと立ち寄ってみました。
いつもは閑散としている牧場が、とてもにぎわっています。私たちがついたときも地元の福祉施設のお母さん方が見物にいらしていました。
年輪を数えました。ちょうど100年です。直径1メートル。太古の昔から引き継ぐ大祭です。伐りだす御柱山ではかなり厳格に計画伐採をしていることをうかがわせます。
見物にいらしたお母さんがたも100歳とのこと。感慨深い思いになりました。