2017.06.19

バラが咲いた!―8FINの家―

できごと



「バラがいっぱい咲いたよ!見に来て!」朝6時半にオーナーから電話がかかりました。
もちろん起きていましたよ。

今年は梅雨入りしてから前線がはるか南に停滞したまま。
八ヶ岳高原でもとても乾燥した晴天が続きます。
庭木屋さんは悲鳴を上げる一方で、バラ愛好家にとってはこの上ない年となりました。

「朝露で濡れてきらきらするから朝がよいよ。勝手に見に来てね。」
早速見に行きました。

気持ちが華やぎます。

中村@PDO

2017.04.21

とめ

デザイン道

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建築用語で「とめ」とは木材を45度にはぎ合せることです。
寒暖の激しい寒冷地での建築ではいかに建築時にピタッと納めても、
真冬の暖房期を経るとこの部分の隙間が開いてきてしまうことが多々あります。
これを「口があいてきてしまう」と言いますね。

コーナー出窓を多用するPDOのデザインでは天板をできるだけ「とめ」にしないように、
大工さんと打ち合わせすることが多いです。
サクラダさんから新アイデア!
とめの継ぎ目部を実(さね)加工にしてがっちり組んでしまおうというもの。

見た目ですっきりと見えるものは内実は涙ぐましい知恵が隠されています。

中村@PDO

2017.04.20

風景の一部に〜共生(ともいき)のデザイン〜

森づくり

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建物完成からまもなく半年。
春がじょうもん平にもやってきました。
中村の造園デザイン図を手に本日は細川庭店さんの畑巡りです。
087
雄大な風景に建築を溶け込ませる。
庭は建築と環境との接点にありつなぎ役とも言えます。

樹木や野草たちは元々そこにありました。
環境が抱えている本来の自然に思いを馳せながら
ご一緒に樹木を選定していきます。

細田@PDO

2017.04.08

生まれ変わる唐松〜地物を使う

できごと

085
昨年秋に敷地から切り出された唐松たち。
土場で半年寝かせいよいよ製材へ。

たからばこの森のデザインにどう活かすか。
アウトドア用厚板テーブル、渓流へと誘う階段ステップ、森の中のあずまや?
用途と寸法を決め地元の樋口製材さんへ運びます。

断面に書かれた数字は元口の直径。
一番の大物はアウトドア用テーブルの天板か?

細田@PDO

2017.03.28

自然に抱かれてすくすくと

森づくり

084
家族がもうひとり増えてますます賑やかになった羊歯の森にある家
なごり雪のあった先週に住まいを訪ねました。

見えない地面の下では植物たちも春の準備を着々と整えています。
見ようとしても見えないものを感じる心。
三人姉妹はシダの森で元気にすくすく育っています。
もうすぐ春ですね・・・シダの森の芽吹きが待ち通しい。

細田@PDO

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