家族がもうひとり増えてますます賑やかになった羊歯の森にある家。
なごり雪のあった先週に住まいを訪ねました。
見えない地面の下では植物たちも春の準備を着々と整えています。
見ようとしても見えないものを感じる心。
三人姉妹はシダの森で元気にすくすく育っています。
もうすぐ春ですね・・・シダの森の芽吹きが待ち通しい。
細田@PDO
デザインフェローの一人、ARBOR GADENの平井さんから届いた写真。
穴の空いたセーターに奥様が装飾ダーニング。
あるものを生かし心を込めて繕うことでよりよいものに変化させる。
ご夫妻の仕事への取り組み方にも現れているように感じます。
欠けた器の金継ぎや住まいの修繕にも共通すること。
素材選びや求められる基本性能を確保することは大事です。
しかし使い続けたいものや次世代まで残したいものをつくろうという熱も大事にしていきたいと思うのです。
自然環境や社会環境、暮らしの中の記憶。
自ら流れの一部になって共に文化をつくっていくこと。
リゾートフェローシップがはじまっています。
細田@PDO
「鹿谷にひらく家」のオーナーから届いた一枚の写真。
雪と満月と晴天。
条件が揃い目の前には幻想的な世界が広がっています。
谷に臨む茂みの中で鹿の親子が寝ています。
細田@PDO
東京出張の折、神宮前にあるカール・ハンセン&サンのショールームを訪ねました。
お馴染みのYチェアはじめ、ウェグナー初期の名作(1950年デザイン)ラウンジチェアCH22の復刻版の椅子、ポール・ヘニングセンオリジナル設計図にもとづいて制作されたペンダントに見惚れながら束の間の休息です。
お気に入りのラウンジチェアに腰掛けてゆったりとした時間を過ごす。
一脚の椅子からはじめる家づくりもよいものです。
細田@PDO