2017.07.19

手が考える、身体が教えてくれる?

デザイン道



ハウスメーカー勤務時代からエッセイも好きでよく宮脇壇さんの著書を手にしていた。
没後19年となる今年神宮前の建築家会館で「ドローイング展」が開催されている。

渋谷での打合せの後に中村と会場へ足を運ぶ。じっくりとドローイング原図を堪能。
次の一歩は身体が教えてくれる。

細田@PDO

2017.07.12

人が好き自然が好き

デザイン道


昨年帰国され清里の森に広い土地を求められたご夫妻から建築のご相談をいただいています。
カラマツ、アカマツに混じり桜やミズナラなどの広葉樹も育っている明るい森です。
敷地には起伏があり渓谷へつながる森でもあります。
森の中をご一緒に歩いた中村にはすでに建物のあるべき場所とその姿も見えたようです。
プレゼンが楽しみです。

細田@PDO

2017.06.19

バラが咲いた!―8FINの家―

できごと



「バラがいっぱい咲いたよ!見に来て!」朝6時半にオーナーから電話がかかりました。
もちろん起きていましたよ。

今年は梅雨入りしてから前線がはるか南に停滞したまま。
八ヶ岳高原でもとても乾燥した晴天が続きます。
庭木屋さんは悲鳴を上げる一方で、バラ愛好家にとってはこの上ない年となりました。

「朝露で濡れてきらきらするから朝がよいよ。勝手に見に来てね。」
早速見に行きました。

気持ちが華やぎます。

中村@PDO

2017.04.21

とめ

デザイン道

088
建築用語で「とめ」とは木材を45度にはぎ合せることです。
寒暖の激しい寒冷地での建築ではいかに建築時にピタッと納めても、
真冬の暖房期を経るとこの部分の隙間が開いてきてしまうことが多々あります。
これを「口があいてきてしまう」と言いますね。

コーナー出窓を多用するPDOのデザインでは天板をできるだけ「とめ」にしないように、
大工さんと打ち合わせすることが多いです。
サクラダさんから新アイデア!
とめの継ぎ目部を実(さね)加工にしてがっちり組んでしまおうというもの。

見た目ですっきりと見えるものは内実は涙ぐましい知恵が隠されています。

中村@PDO

2017.04.20

風景の一部に〜共生(ともいき)のデザイン〜

森づくり

086
建物完成からまもなく半年。
春がじょうもん平にもやってきました。
中村の造園デザイン図を手に本日は細川庭店さんの畑巡りです。
087
雄大な風景に建築を溶け込ませる。
庭は建築と環境との接点にありつなぎ役とも言えます。

樹木や野草たちは元々そこにありました。
環境が抱えている本来の自然に思いを馳せながら
ご一緒に樹木を選定していきます。

細田@PDO

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