本日は午後から雪がふり、八ヶ岳エリア一面が神々しい純白になりました。
そんな中、いつものPDOダイアローグが行われました。
PDOのお客様に対する姿勢、ベースとはなにか。
たくさんのキーワードが出てきました。
「どんな建築をたくさん作り上げても、一度として同じ繰り返しはない」
「僕自身(中村)も毎回初めての建築という気持ちで取り組んでいる」
「お客様は、建築という冒険を一緒にワクワクしてくれる方なのです」
「建築家は、あくまでも媒体。本当に創る人は、やはり建主さんなのだ」
「できあがった家は、建築家の色はあるとしても、建主さんそのものである」
「自然豊かな大地で暮らしていこうとする全てのお客様を心から尊敬する」
「何事にも愛を持って丁寧に行う」
これが、PDOイズムではないかと。
さぁ、建築という冒険への旅をご一緒にいたしませんか?
進行中の仕事のブログや建築実績などをじっくり読み込んでいただき土地探しの段階でお問合せいただくことも多くなりました。
ランドスケープデザインや建築の視点で候補地についての所感をお伝えしています。
敷地や周辺環境の特性(良い点・悪い点)、建築手法やデザインでカバーできること、
全体予算のことも睨みながらすでにある植生や土地が潜在的にもつ力の生かし方などもアドバイスさせていただいています。
家づくりという土地購入も含めたプロジェクトの中で「お金の流れをデザイン」すること。
あるべき姿を共に描きながら対話を重ねていくプロセス。
PDOが大事にしていることです。
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
家は親自然でありたい、次世代に引き継ぐ文化でありたい、
そのように願って今年も仕事を重ねてまいりたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします!
PDO建築事務所
パッシヴデザインオーケストラ合同会社 一同
Happy New Year.
We would be familiar with nature for the next generation,
We look forward to being with you this year.
滋賀出張の帰りにたねやグループのラコリーナ近江八幡を訪れました。
今回が2度目、2年ぶりです。
イタリア語の「丘」という意味をもつラコリーナ。
八幡山から連なる丘が広がっています。
藤森先生が手がけるラコリーナは大きな意味での環境と応答しながら進化を遂げています。
“実り豊かな森の中で人と自然を繋げる”というコンセプト、
「食」と「建築」という分野の違いはあれどオーケストラPDOの目指すところでもあります。
「建築」が生まれる土壌に何を見ているか。
人の関係性をどう捉えているのか。
伏流水や季節の風など風景をつくる見えない要素があり、
人と人を結びつける「流れ」、時に分断もさせる「流れ」はそこには存在します。
土地と住まい手家族に流れているものを感じること。
家づくりはここからはじまっています。
「パッシヴデザイン」の奥深さ。
オーケストラのメンバーのセッションは2018年も続きます。
夕暮れの静かでしっとりとした時間です。
木々の間から見える南アルプスのシルエットにウットリします。
今は5時ころになるとすっかり日もくれ、うずまきスタジオの周りは真っ暗になります。
これは都会では体験できない、とても素敵な本物の夜の暗さです。