2018.01.13

冬枯れの植物たち ー地面の下を想像して応答するー

森づくり



細川庭店とARBOR GARDENの平井さんらが手がけたたからばこ家の造園です。
家に続くアプローチ脇の多年草の植物たちの冬姿。

通常寒くなる前の11月〜12月頃に切り戻しを行うことが多いですが今回はあえて残して春前に切り戻しを行う予定なのです。
平井さんによると野草の種類や環境によって適した時期もあるようです。

生きている植物、なかなか教科書通りにはいかないことも多いですね。
実践での経験で学んできたことを活かしつつ、ひとつだけのその敷地環境と対話しながら庭づくりを進めます。
力ずくではないパッシヴなランドスケープデザインや庭づくりがPDOの流儀です。

p.s. ちなみにポスト前の自然石の踏み石は後から設置したもの。平井さんのさりげない心遣い、愛情です。

2018.01.11

家の中ほっこりポカポカ八ヶ岳暮らし

できごと


うずまきスタジオに立ち寄られたBookcafe houseのオーナーがこんな話をされていました。
「寒ーい冬でも家に帰ってドアを開けると、家の中がホワッ~とあったかいんです。
日中はストーブいらずです。八ヶ岳の冬をこんなに暖かに暮らせて、びっくりしています!」

冬は、日中の陽射しが家の奥まで差し込むように、夏は、陽射しが入らないように、
その場所にぴったりの屋根の長さや家の向きなども計算しています。
しかも、冬の熱は外に逃さない。夏の熱は中に入れない。
高断熱性、高気密性に優れています。

そう、八ヶ岳の冬も怖がることはありません。
とても快適に暮らせますよ。

https://www.passivedesign.jp/points/

2018.01.10

PDOダイアローグ2ー意味が流れるー

できごと


PDOでは、フェローたちも巻き込んで、よく自然発生的にダイアローグ(対話)が行われます。
テーマは、PDOの在り方、そしてPDOは何を目指していくか、これからの組織についてなど、多岐にわたります。
PDOパッシヴデザインオーケストラの一員であるフェローたちの様々な意見や情報を取り入れ、また、PDOマインドもシェアしていきます。

先日は、こんな動画をフェローたちと共有しました。

自然の素質を建築に生かす。/TED
https://www.ted.com/talks/michael_pawlyn_using_nature_s_genius_in_architecture?language=ja

2018.01.08

PDOダイアローグ-建築という冒険へー

できごと ワークスタイル


本日は午後から雪がふり、八ヶ岳エリア一面が神々しい純白になりました。
そんな中、いつものPDOダイアローグが行われました。
PDOのお客様に対する姿勢、ベースとはなにか。
たくさんのキーワードが出てきました。
「どんな建築をたくさん作り上げても、一度として同じ繰り返しはない」
「僕自身(中村)も毎回初めての建築という気持ちで取り組んでいる」
「お客様は、建築という冒険を一緒にワクワクしてくれる方なのです」
「建築家は、あくまでも媒体。本当に創る人は、やはり建主さんなのだ」
「できあがった家は、建築家の色はあるとしても、建主さんそのものである」
「自然豊かな大地で暮らしていこうとする全てのお客様を心から尊敬する」
「何事にも愛を持って丁寧に行う」
これが、PDOイズムではないかと。

さぁ、建築という冒険への旅をご一緒にいたしませんか?

2018.01.08

土地探しから併走 ーお金の流れのデザインー

その他 デザイン道

進行中の仕事のブログや建築実績などをじっくり読み込んでいただき土地探しの段階でお問合せいただくことも多くなりました。

ランドスケープデザインや建築の視点で候補地についての所感をお伝えしています。
敷地や周辺環境の特性(良い点・悪い点)、建築手法やデザインでカバーできること、
全体予算のことも睨みながらすでにある植生や土地が潜在的にもつ力の生かし方などもアドバイスさせていただいています。

家づくりという土地購入も含めたプロジェクトの中で「お金の流れをデザイン」すること。
あるべき姿を共に描きながら対話を重ねていくプロセス。
PDOが大事にしていることです。

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